朝寝坊してTVをつけたらフジテレビ「ボクらの時代」に
PUFFYの2人と藤井隆が出ていた。
PUFFYはデビュー25周年になるという。
https://www.fujitv-view.jp/
吉村由美と大貫亜美に出会ったのは1993年だった。
吉村由美は「ちょっとそこまでオーディション」
ここは(歌の審査のない歌手オーディション)が売りだった。
吉村由美以外には、予選で落ちていた篠原ともえが出ている。
大貫亜美は同年の大型オーディション「SMEオーディション」
同期に平井堅がいた。
そのへんのことは5年前にここに書いている。
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
亜美由美ともに同じ事務所(SMA)
それぞれにソロ・デビューの可能性を探りながら
チャンスがなかなか見つからない中、
すっかり仲良くなっている2人をこの際組ませちゃえば?と
ある意味、事務所の乱暴な思いつきでPUFFYは生まれた。
もちろんそこには奥田民生という天才との邂逅があるわけで、
TKのように自分の型に整えるプロデュースではなくて、
天然素材の味を開花させる民生のプロデュースが
PUFFYの場合はズバリはまったのだと思う。
もしあの奇跡の出会い無かりせば、亜美・由美は
ソロでのシングル1~
ちなみにこの1993年は
「CMJ Music Contest」
古内東子とJudy and Maryがプロデビューした年だ。
またもう一つ付け加えるなら1991年のアジア8ヶ国オーデ
「Voice of Asia」の優勝者マリベスも1993年にデビューしている。
(きっと誰も知らないか或いは忘れられているだろうな~)
いずれにせよ、
日本中のライブハウス巡りをし、
毎日届くダンボールいっぱいのデモテープを聴き、
年に1~2回莫大な予算のオーディションを行い、
十代のアルバイトさんを含む何10人もの若いスタッフと
あ~でもないこーでもないとアイデア飛ばして楽しく遊んでいるのに
部長分の給料もらっちゃってすみませんと、
そんな気分だった数年間の日々を思い起こさせて
このPUFFYを初めとするSD出身の成功した新人アーティストの数々だ。
毎年SDからは次々に新人がレーベルに送り込まれ、それがまた次々にヒットしていた。
新人バブルのような「時代運」が良かった。
では当然今日は奇跡のPUFFYデビュー曲
「アジアの純真」(1996年)
<Ami Yumi Emiバージョン>
https://www.youtube.com/watch?
<ライブ>
https://www.youtube.com/watch?
25周年記念のボックスセットが出ているそうなのでその告知も。
https://www.youtube.com/watch?
正直に告白すると、
1993年にそれぞれをオーディションで初めて見た時は、
ほぼ方向性が見えているバンドなんかと違って、
将来プロとして活躍するなんて想像すらできなかった。
それだけ自分の眼力のなさとプロデュースの力というものを思い知った。
まさかデビュー25周年で特別商品が出るまでになるなんてなーー。
デビュー30周年もPUFFYが自由な脱力派でいてくれることを