世代も世界も全く違うスターたちの引退が
このところ続けざまにニュースになっている。
「いったろう~」の橋幸夫、引退じゃないけど解散のV6、
ジェームズ・ボンド役はこれで最後のダニエル・クレイグ、
パッキャオは来年の大統領選に出馬するらしい。
相撲界の白鵬、プロ野球の斎藤佑樹は引退。
バッシングされまくりの白鵬については今日は横に置いておいて、
斎藤佑樹
ニュースでは甲子園の田中マー君との決勝戦ばかりが取り上げられ
まあ当然ではあるんだけど、
甲子園に行く直前の西東京大会の決勝戦に触れている番組がないことが、
斎藤佑樹伝説は西東京大会の決勝戦がなかったら生まれなかった
2006年7月30日、西東京大会の決勝戦、神宮球場。
対日大三高戦。
私はNHKの中継でテレビ観戦していた。
この当時の日大三高はパッキャオくらいの
圧倒的な東京チャンピオンで、西東京大会3連覇中だった。
前年の2005年の夏は早実は準決勝で当たり、
斎藤佑樹がコテンパンに打たれてコールド負けしている。
その2校が西東京大会の決勝戦でぶつかった。
秋の大会では早実が勝っているので下馬評は互角。
3対3のまま延長戦に入り、
10回表に斎藤佑樹の暴投で日大三高が1点を入れ、
これで万事休すのその裏に早実が追いつき4対4、
そして
斉藤221球、4時間近いゲームだった。
これがあったから8月21日の駒大苫小牧との決勝戦再戦につながる。
もし西東京大会決勝戦の延長10回裏の同点がなければ
甲子園はなくてハンカチ王子ブームもなくて
プロの指名はなく早稲田大学には行ってただろうが
その後プロに行かなかったらどんな人生を送っているのか。
同じ日ハムの元甲子園球児でいえば
ダルビッシュと大谷は日ハム経由して大リーグで活躍している。
一方で清宮幸太郎、吉田輝星は伸び悩んでいる。
実力に加え、人間の運とか縁とか出会いとかで人生色々変わる。
どなたがアップしたのかその西東京大会決勝戦のニュース映像がある。
これ貴重ですよ。
ちなみに斎藤佑樹の球速は今年は最速で132kmだったという。
この決勝戦では最速149kmだった。
https://www.youtube.com/watch?
同じ引退宣言組の中で、以前にも紹介したトニー・
レディー・ガガとコール・ポーターの作品を歌うアルバム
「ラヴ・フォー・セール」が昨日10月1日に発売された。
https://nordot.app/
早速聴いた。
トニー・ベネット95歳、レディー・ガガ35歳。
こういうのを自分の引退記念に出せるとは何と幸せなシンガーか。
ジャズファンの人にどう聴こえるかはわからないが
ジャズに詳しくない私にはカッコ良く入ってきた。
特に、毎回書くけどレディー・ガガが、マジに上手い。
彼女の声は癖になる。
トニー・ベネットのおかげで私はレディー・ガガのファンになった。
ガガの右の二の腕にあるトランペットのタトゥーは
トニー・ベネットのデザインだという。
レコーディング中にアルツハイマーであるトニー・ベネットと
会話が噛み合わなくなりガガは涙を見せることもあったという。。
アルバムの7分弱のトレーラーがある。
2人のいい雰囲気とガガの気遣いが伝わる。
タトゥーの話もしている。
https://www.youtube.com/watch?
引退と関係ないけどレディー・ガガは来年1月公開予定の
グッチの映画「House of Gucci」に出演する。
https://eiga.com/news/
特報映像
https://www.youtube.com/watch?