今年の流行語大賞ノミネートに
「第4次韓流ブーム」というのがあった。
私は「韓流」に関してはまったく興味がなく無知なので
今年それがブームとされていたことすら知らなかった。
ブームと認定されたポイントは
「愛の不時着」などのドラマのヒットに
BTSの全米No1やNiziUなんかも加味されているのだろう
わからない。
でも無知な私だって今年は
映画「パラサイト~半地下の家族」は観たし
くだんの「愛の不時着」も「梨泰院クラス」も観ている。
その程度のレベルの私が今日はこれを紹介したい。
『We ラブ 韓ドラ -OST ヒッツ・コレクション-』
韓国ドラマ18作品から36曲のオリジナル・サウンドトラック
CD 2 枚組 SICX160~161 歌詞・フリガナ歌詞・対訳付|解説:今泉圭姫子
特別価格¥3,400+税。12月16日発売。
https://www.sonymusic.co.jp/
商品内容の説明ではここが一番詳しいと思われる。
http://www.billboard-japan.
とか書いてきて、CDを1枚聴いてみて、
ドラマ2作品しか観ていないせいかもしれないが
韓国ドラマの本質的な魅力が私はわからないのかもしれない。
それはそれで仕方ない。
実は私が紹介したいポイントは商品そのものでなくて
このCDの制作に関わった監修の今泉圭姫子さんと
担当ディレクターの佐々木洋さんの仕事に敬意を表してだ。
おそらくこの企画は今泉圭姫子さん(=スヌーピー)で
それを受けたのが佐々木さんだったのだろうと推測する。
2枚組全36曲のコンピレーション、54ページの解説書、
しかも韓国語の歌詞には訳詞だけでなく、
カタカナでふりがなまで付いている。
先方との交渉は面倒この上ない作業だっただろうし
細かいことを言えば文字校正もやばかったはずだ。
発売にこぎつけるまでは気の遠くなるような話だったに違いない。
外国で発売されたアルバムの日本盤を作るのとはわけが違う。
だが何にも増して特記すべき(私にすら伝わる)このCDの凄味は、
「韓国ドラマ・ファンの人に絶対に満足してもらおう」とする
2人のイレコミだ、少しオーバーに「魂の熱さ」と言ってもいい。
そもそも韓流のプロでもあるスヌーピーの情熱に応え
佐々木さんはこれこそ洋楽ディレクターという仕事をやった。
2020年が第4次韓流ブームであるならば
多くの韓流ファンの人にこの2人の熱さが伝わるといいと心から願う。
同時に業界的にこれはサブスク時代にCDからの1つの返答とも思える。
ほとんどデータに近い廉価盤を出すことがCDの道ではないはずで
もしいい売上数字が出たらソニー・ミュージックは
社長賞を出してもいいんじゃない?
商品紹介動画(CDの予告編)
へぇ~「永遠の君主」っていうのにも白馬が登場するのか・・ソダシ・ブームだ!
https://www.youtube.com/watch?
当然ながらスヌーピーのCD解説文が熱い。
(この熱さって、誰かに似てるな)と思ったら
そうだ、伊藤政則さんが本気になった時の熱さだ。
なにかにのめり込んでいる人の文章っていいよなあ。
思えば今年スヌーピーと伊藤政則さんと食事したのが
1月7日、まだコロナもシリアスな状況ではない幸せな時だった。
当分の間、こういう食事会はできそうもない。
今日は東京の感染者、1000人超えるんじゃないか?