ギターメーカーのグレッチが6月3日、
チープ・トリックのベーシスト、
トム・ピーターソンのシグネチャー・モデル
G6136B-TP Tom Petersson Signature Falcon™ 4-String Bassを発売した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/604b1f1407b16dae3d88eee061b48dd6acea79df
楽器に詳しくない私でも、グレッチが、
ジョージ・ハリソンとかブライアン・セッツァーの
箱型のギターのメーカーだということくらいは知っている。
ロカビリーやカントリーなんかのイメージで
パンクやヘビメタではあまり使われない。
そしてシグネチャー・モデルというのは
バスケットボール・シューズのエアジョーダンのように、
著名人が使用しているのと同じ仕様の製品のことで、
色々な分野に何百何千とそれこそ山のようにあり、
中には驚くような高価格で取り引きされるものもある。
この場合だとトム・ピーターソンが使っているのと
同じベースが発売された、ということになる。
お値段は
神田商会や楽器店のHPを見ると税込み547,800円とある。
55万円!
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr304/gr306/00020-00106436
ここでふと疑問が湧いた。
(確かトムのシグネチャー・モデルの話って前にもあったよなあ)
で、検索したらあった。
2016年の楽器の祭典NAMMショーだ。
ここでグレッチがトムの代名詞でもある12弦ベースと
4弦ベースの発売を発表している。
https://www.gearnews.com/gretsch-tom-petersson-signature-basses/
12弦ベースはカスタムショップでの注文製作で12000ドル(≒130万円)
55万円の4弦ベースの方は2017年リリースの予定となっているが
それが2020年まで伸びたということなのか。
でも既にこっちは前から出回っていたという話もあるし、
今頃発売を発表したのはどういうことなのか、、、
そのへんはホラ、楽器に疎い私なのでよくわからない。
しかし、だ。
発売日のことよりも素朴な疑問として残るのは・・
トムと同じ12弦ベースが130万円。4弦ベース55万円。
買う人、そんなにいるんかい?(群馬弁)
いるからメーカーは作るんだよな。
トムの12弦ベース・ソロと歌
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの
「アイム・ウェイティング・フォー・ザ・マン」のカバー
(2014年のライブ)