ミシェル・ルグランが亡くなった、86才。
https://www.asahi.com/
映画音楽の巨匠として1960年代に「シェルブールの雨傘」
「ロシュフォールの恋人たち」など、ハリウッド映画では
「華麗なる賭け(風のささやき)」「おもいでの夏」など手がけ
3度のアカデミー賞、5度のグラミー賞を受賞した。
映画「シェルブールの雨傘」の日本公開は
1964年の東京オリンピックの頃だった。
傑作と言われるこのミュージカル映画は
セリフが全部歌なのが高校生の私にとって違和感半端なくて
まったく楽しめなかったのを覚えている。
考えてみりゃ「ウェストサイド物語」もそれほどでもなかったし
こないだの「ラ・ラ・ランド」もそうだったし
私はミュージカルが体質的に合わないのかもしれない。
ただ、映画でのカトリーヌ・ドヌーヴが恐ろしいほど綺麗で
同じ時期に観たイタリア映画「ブーベの恋人」の
猫みたいなクラウディア・カルディナーレと並んで
(外国の女の人はみんな綺麗だ)と思ってたニキビ面の私は
毎月「映画の友」を立ち読みしたものだ。
カトリーヌ・ドヌーヴはずっと現役で映画に出ていて
去年だったか「Me Tooは行き過ぎだ」みたいな発言をして叩かれてた。
まだ元気なんだ。
ミシェル・ルグラン、昨年は来日公演も行っている。
亡くなる半年前までライブやってた、それが凄い。
映画「シェルブールの雨傘(I will wait for you)」(1964年)