かつて「イージー・リスニング」という音楽ジャンルがあった。
基本的には映画音楽やポップスのヒット曲を、ピアノと
ストリングスを中心にしたオーケストラで演奏するのもので
私は苦手だが60年~70年代は結構これが受けていて
FM東京の「ジェットストリーム」
先日亡くなった映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランを
そこに入れてはいけないかもだけど遠く離れてもいないはずだ。
それで昨日ふと気づいたのは、イージー・リスニングって
ミシェル・ルグラン初めフランス人がやたらに多いなあと。
"恋はみずいろ"のポール・モーリア
"ミスター・ロンリー" のフランク・プールセル
"シバの女王" のレイモン・ルフェーブル
"白い恋人たち" のフランシス・レイ
Oにしさんの友だちのカラベリもフランスだ。
ところで一昨日、
友人から「ボジョレー・ヌーボーの白」というのをもらった。
「シャルドネ・ヌーボー2018」
ヴィニフィエ・パー・ジュンコ・アライ
ワインには詳しくないので(そんなもんあるの?)と調べたら
ボジョレーで生産されているワインは
ガメイというぶどう種がほとんどで、作られるのは赤かロゼ、
白のシャルドネは1%もないのだという。
このワインは正真正銘ボジョレーのシャルドネの白だった。
しかも生産者は日本人の女性だって。
早速昨夜飲んでみた。
弱発泡の雑味のないさわやかなワインだけど
ヌーボーなのでコクはない。
頂きものをこう言っては何だが「珍品」
生産者の新井順子さんという人は政治の世界に進出しようと
このところ茨城の参院選に出馬してるらしい。
政治と言えば史上最年少で大統領になったマクロンも
今じゃ毎週末のデモ攻勢食らって大変だ。
それでもイージーリスニング聴きながら夫婦でワイン飲んでるかな。
今日はイージーリスニングの世界では若手で凄い人気だった
リチャード・クレイダーマン、もちろんフランス人。
「渚のアデリーヌ」(1978年)