キャロル・キング「つづれおり」45周年記念の昨年
<アルバム丸ごと再現ライブ>がロンドンのハイドパークで開かれ
その時のライブアルバムがCD+DVDで今日発売になった。
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また、同時に「つづれおり」のオリジナルも
7インチサイズ紙ジャケのSACDマルチ・ハイブリッド盤と
180gの重量盤LPで発売された。
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http://www.sonymusic.co.jp/art
「つづれおり」(1971年)は15週連続で全米NO1を続け
翌年のグラミー賞でアルバムは最優秀アルバム、
キャロル・キングは最優秀女性ポップヴォーカル、
「イッツ・トウー・レイト」が最優秀レコード、
「きみの友だち」が最優秀楽曲賞を獲得した。
アルバムチャートTop100には6年間もランクされていた
文字通りのお化けアルバムだった。
それを2016年にLPの曲順通りにライブで歌ったのが
この「つづれおり:ライヴ・インハイド・パーク」ってわけだ。
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現在みたいに音楽が1曲づつ切り売りされる前は
アルバム(LP)の曲順はアーティストだけじゃなく
ファンにとっても重要だった。
「A面の何曲目」という言い方はよくしていたし、
曲が終わる、間がある、次のイントロが始まる、というように
聴く方もアルバム全体をトータルとして記憶に残っている。
今回のライブ・アルバムはオリジナル通りの12曲に続けて
キャロル・キングがジェリー・ゴフィンと夫婦で
ソングライターだった時代の曲を演奏している。
「サヨナラ・ベイビー」「泣きたい気持ち」
「ゴーアウェイ・リトルガール」「朝からゴキゲン」
「ワン・ファイン・デイ」「ヘイ・ガール」「チェインズ」
「ジャズマン」「アップ・オン・ザ・ルーフ」
そして「ロコ・モーション」
「朝からゴキゲン」(1964年)はハーマンズ・ハミッツのデビュー曲、
ここでは歌っていないけどアニマルズの「炎の恋」(1966年)もそう、
実はキャロル・キングはブリティッシュ・インベイジョンにも
一役買っていたことになる。
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普通だと「つづれおり」から1曲聴いてみようとなるところ
今日はキャロル・キングがモンキーズに書いた曲
「プレザント・バレー・サンデー」ではなくこっちの曲にする。
日本独自シングルだったらしい「スター・コレクター」(1967
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https://www.youtube.com/watch?
今日発売の3アイテムは高音質もさることながら
アナログLPと、シングル・サイズ・ジャケットのCDが特に嬉しい。
解説が容易に読めるんだもの。
CDのオマケに付いてたシングル盤ジャケットには
「イッツ・トゥー・レイト」に「心の炎も消え」っていう邦題があった。
知らなかった。
「つづれおり」も最初の頃「つづれ織り」だったことがなかったっけ?
と思う私だった。
当時の担当はキング・レコードの寒梅さん、
カーペンターズと合わせて業界をブリブリ言わせてた時代だ。