先日のアメリカのハリケーン「イルマ」のように
来週は日本にも大型台風18号が来て列島縦断するみたいだ。
大切な旅の予定があるのに勘弁してくれと台風情報を見てたら
その台風18号には「タリム」という名前がついていた。
(「タリム」とはタガログ語で「刃」の意)
知らなかったんだけど2000年からは日本に来る台風にも
アメリカのように名前が付けられていた。
正確に言えばアジアで発生した台風には全部アジア名がある。
天気予報では使っていないよねえ。
<台風委員会>というところで名前を決めてるそうだ。
そこは「アジア太平洋経済社会委員会」と「世界気象機関」
ってとこが設立したれっきとした国際機関で、
日本、韓国、中国、香港、マカオ、フィリピン
マレーシア、シンガポール、ベトナム、ラオス、
カンボジア、タイ、アメリカそして北朝鮮が加盟してる
(らしい)
しかも命名は台風が生まれてから考えるのではなく
色々な言語による140の名前が既にリスト化されていて
台風が発生したら順番にそこからつけていくのだという。
今度の18号「タリム(刃)」はタガログ語
19号は「トクスリ(鷲)」韓国語だ。
日本語もあって、ウサギ、カジキ、クジラ、テンビン、ヤギ、トカゲ、
ハト、ワシ、カンムリ、コンパス、コップ、コンパスが登録されている。
今年8月末に中国南部を直撃してマカオで死者13人を出した
台風13号は「ハト」だった。「鳩」ね。
今日は、来週台風タリムがスッと通り過ぎてくれることを祈って
タムレタムレ愛してタムレ♪の「愛してタムレ」谷啓か、
人名だけど「ハリケーン」ボブ・ディランかとも思ったが、
先日元ディレクターのめぐぴょんと飲んだ時に
彼が自分の担当した中で最も思い出深いアーティストと言っていた
「シャネルズ(後のラッツ&スター)」のこれにした。
初期のEPIC邦楽を支えたグループだ。
湯川先生と井上大輔の名コンビによる
「ハリケーン」シャネルズ(1981年)