大貫憲章、渋谷陽一、伊藤政則の3人のトークバトルによる
「パイレーツ・ロック」(3月31日放送)の
<今はこれを聴け>のコーナーで
伊藤政則さんが取り上げていた
ザ・ストラッツ「エヴリバディ・ウォンツ」の日本盤を聴く。
まずジャケットが輸入盤と違う
イギリス2014年、アメリカ2016年、日本2017年と
発売日が違うのがその理由かもしれない。
そして日本盤には5曲もボーナストラック付いている。
1曲はサマソニで来日時のライブ「クッド・ハヴ・ビーン・ミー」
クイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のカバーも。
豪華なカラーページのブックレットなども含め
レコード会社の<押し>の姿勢がここまで商品に
ハッキリと出ているのも珍しいというか意気や良しだ。
ザ・ストラッツはイギリス出身の4人組バンド。
メロディアスでポップな楽曲に華やかなアレンジ
フレディ・マーキュリーの再来とやたらに言われるヴォーカル。
いかにもなブリティッシュ・ロックのサウンドに
疾走感あってわかりやすいのがオジサンの私にも好ましい。
個人的にはアダム・スラックのギターの音色が好き。
全曲いいんだなー、若者のアルバムっぽくて。
1曲も捨て曲がなくソングライターとして引き出しも多そうだから
(似た名前の)「ストライプス」はどうなったの?
みたいなことにはならないだろう。
メンバーのビジュアルもロックバンドとして申し分なく
世が世ならばMusic Life推薦だったな。
今年も2月に単独来日してソールドアウトさせていたように
既に新人の中では目立つ存在のロックバンド。
今の人気を熱狂的にまで持っていくために
年内にも次のフル・アルバムが欲しいところだ。
ドーム公演を目標にできるバンドだと思う。
曲は代表曲の「クッド・ハヴ・ビーン・ミー」や
「キス・ディス」の他にも「メリー・ゴー・ラウンド」
「ホエア・ディド・シー・ゴー」など、全部いい。
こういうバンドなら今の私だって新しい洋楽聴けるんだ。
I Just Know / The Struts
https://www.youtube.com/watch?
ユニバーサルの「ザ・ストラッツ」サイト