英国中年俳優2人が実名でイタリア西岸を旅する
ロードムービー味コメディ。
皮肉とユーモアいっぱいのモロにイングランド映画で
皮肉とユーモアいっぱいのモロにイングランド映画で
これは面白い!
「イタリアは呼んでいる」
ただギャグにもイギリス人特有のイジワルさはある。
ポンペイ遺跡の化石ギャグのような一般受けネタや
有名俳優のモノマネなど、わかりやすいところもあるが
多くは事前にある程度の知識がないと笑えない。
イギリスの詩人バイロンとシェリーを知らなければ
フランケンシュタインのギャグもわからないだろうし、
そもそも映画の知識がないと厳しいはずだ。
「甘い生活」やジーナ・ロロブリジーダなんて
若い人は絶対に知らないだろうなあ。
最大のウケと言われるモノマネにしても
マーロン・ブランドのゴッドファーザーはともかく
アル・パチーノ、クリント・イーストウッド
ウッディ・アレン、ロバート・デニーロ、
アンソニー・ホプキンス、ロジャー・ムーア、
アンソニー・ホプキンス、ロジャー・ムーア、
ヒュー・グラントなど、超有名俳優であっても
モノマネでどの程度まで理解できるだろうか。
まるでR60指定でもあるかのように
マダムや熟年夫婦で平日昼間から映画館はほぼ満席。
「私も行ったことのあるイタリアの風景と料理」
を求めて足を運んだのだろう。
あの人たち、オアシス、ブラー、モリッシーは知らなくても
「ロング・アンド・ワインディング・ロード」はわかったかな?
ご苦労様でした。
とか言いながら、私だってイギリス人の常識を知るわけもなく
英語のニュアンスもわからないから
半分くらいしか笑えていないはずだ。
もし飛行機の中でスーパーのないのを観たら
5分もしないうちに寝ちゃうと思う。
5分もしないうちに寝ちゃうと思う。
結論としては≪単館妥当≫それでも≪面白い≫