「ダブリンの時計職人」
この映画を観に行こうと思ったのは邦題のせい。
「ダブリンの・・・」と来たら「ダブリンの街角で」っていう
昔のいい映画を思い出してしまうからだ。
あっちは掃除機の修理、こっちは元時計職人。
アイルランドの車上生活者、
中年男ホームレスとジャンキーの若者ホームレスと
大きな家の未亡人との3人が主役。
そこにダブリンの暗い海の色。
駐車場の向こうに広がる海がずっと希望のない海なのだ。
主人公の無職オヤジに色々な辛い悲しいことが起き、
「それでも一人で頑張って行こう」みたいに
最後は前向きに終わってるはずの映画なのだが
「それでも一人で頑張って行こう」みたいに
最後は前向きに終わってるはずの映画なのだが
あの海だけが救いようがない。
それよりこの映画館「アップリンク」
40人くらいしか入れない。
カルチャーの香りのするほとんど試写室状態。
カルチャーの香りのするほとんど試写室状態。
試写室よりゆっくりゆったりと観られる。
エンタテインメント映画には合わないから
こういう映画にはピッタリかもしれない。
どんな人がここのオーナーなのかは知らないけど
映画に頑張っている人もいるんだなあと思ったのだった
映画に頑張っている人もいるんだなあと思ったのだった