去年から私は密かにこの若い歌手にハマっている。
ロックンロールでもヘヴィメタルでもパンクでもない
村方乃々桂(むらかた・ののか)ちゃん、4才。
「童謡こどもの歌コンクール」
アルバムは「ののちゃん2さいこどもうた」と「ののちゃん3さいこどもうた」と
ミニアルバムを数枚出し
3月29日に「ののちゃん4さいこどもうた」を発売した。
https://www.kingrecords.co.jp/
一言で言えば幼児の歌。洋楽とか邦楽とかでなく
GSでもなく青春歌謡でもなくタイトル通りの「こどもうた」
*いぬのおまわりさん*ぞうさん *とんとんとんとん ひげじいさん
*おもちゃのチャチャチャ *ねこふんじゃった*やぎさんゆうびん などが並ぶ。
何故にロックンロールでも青春歌謡でもグループサウンズでも演歌
ののちゃんの歌う歌が私は気に入っているのか自分でもわからない。
私も幼い頃は童謡が好きだったけれど
小鳩くるみや川田正子という子ども歌手のファンだったわけではなかったし
ののちゃんが孫のようだからじゃないかとも思うのだが
実の孫はもう中学生にな
それに4歳の頃はうちの孫の方が可愛かったと思うからそうでもない。
ただただ、ののちゃんを見ていると(ビジュアルが重要なのだが)ついニンマリしてしまう。
「癒される」という言葉もそのままでは当てはまらないしそぐわない。
もしかすると年齢を重ねた私に昭和20年代の望郷の念なんてものが生まれていて
ののちゃんの歌と容姿はその心の奥底の音楽に触れているのかもしれないなんて思ったりする。
私にとっての古代史に近い懐古趣味か。
ののちゃんは古いのだ、これは新しい発見でもあった。
映像付きでののちゃんの歌を
「いぬのおまわりさん」
2020年の「第35回童謡こどもの歌コンクール」の時のもの
https://www.youtube.com/watch?
「おひさまになりたい」
たぶんこれは一番新しい映像。
https://www.youtube.com/watch?
幼児の成長は早い。デビューから2年、もうすぐ5才。
TV番組にも慣れCMにも登場し、確実にタレントになってきている、
どこかの少年少女合唱団のメンバーのように歌が上手くなった。
それが「ののちゃん推し」の私にはちょっと寂しい。