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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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アナーキー・イン・ザ・UK

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パンクファッションを生み出し、ニュー・ロマンティックを作り出したデザイナー

ヴィヴィアン・ウェストウッドが昨年末に亡くなった。

 

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/g42401530/vivienne-westwood-iconic-fashion-moments/

 

当時のパートナーのマルコム・マクラーレン

共同作業ともいうべきセックス・ピストルズを世に送り出した2人だった。

 

 

セックス・ピストルズはデビュー前からファッションも含め

情報だけは飛び交っておりイギリスのどこのレコード会社が契約するの

日本でも六本木や材木町あたりの洋楽業界人の飲み会では話題だった。

パンクのアイコンともなる「安全ピン」「ツンツン・ヘア」「破れたTシャツ」など

(なんだかわからないけどすごいバンドがデビューする)だった。

後にそれらファッションの元ネタはNYのテレビジョン、ハートブレイカーズの

リチャード・ヘルだとわかるのだが

ヴィヴィアンのパートナーだったマルコムがそのアイデアをロンドンに持ち込み

それをパンクの象徴にしたのがヴィヴィアンだったということなのだろう。

 

2人は1971年にロンドンのキングスロードに古着とレコードの

「レット・イット・ロック」を出店、74年に店名を「SEX」に変更、

店の客と従業員とで結成したバンドに「SEX PISTOLS」と命名した。

 

EMIからのデビューシングル「アナーキー・イン・ザ・UK」(1976年)の輸入盤は

石坂さんからもらったと思う。知っているロックとは違って衝撃だった。

もしかすると今も家のどこかにあるお宝のはずだ。

 

多くのミュージシャンの方向性を変えたのもセックス・ピストルズだった。

ジョー・ストラマーもアダム・アントもピストルズに衝撃を受けたらしい。

アダム&ジ・アンツの海賊ファッションもヴィヴィアンにつながるのかな(違うか)。

 

ヴィヴィアンはパンクの後も、1981年にマルコムと別れた後も、

ファッションデザイナーとして大成功をおさめ大御所に昇りつめて行くのだが

同時に最後まで環境、動物、人権保護の活動家だった。

 

パンクファッションを世に知らしめ、後に袂を分かった

元ジョニー・ロットンとヴィヴィアン・ウェストウッドの言葉が面白い。

「パンクはファッションじゃない。より良い世界を求め続けること」ヴィヴィアン・ウェストウッド

「パンクはファッションじゃない。自分自身に忠実であることだ」ジョン・ライドン

 

衝撃だった「アナーキー・イン・ザ・UK」セックス・ピストルズ(1976年)

https://www.youtube.com/watch?v=q31WY0Aobro


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