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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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復活の涙、金田久美子

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ゴルフは退職と同時にやめているからもう14年になる。

現役時代は業界の付き合いや接待もかなりあり

友人たちとのプライベートなゴルフも楽しんできた。

やめる時にはクラブも粗大ゴミに出してパッとやめた。

そもそもが上手ではなく退職後の経費節減もあって

どうせ友だちと付き合うなら酒の方を選んだし、

なにより朝早いのがダメだった。

今では高校野球や大相撲と並んでテレビ観戦している。

 

今週の女子プロゴルフは「TOTOジャパンクラシック」で

ベテランの上田桃子が首位争いをしているが

先週の「三菱電機レディス」の優勝もベテラン金田久美子だった。

11年ぶりのツアー優勝だという。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa0aeeeeb87c2a890396b1c75f433487c6890188

 

2005年に夫婦で東京よみうりカントリークラブに

「サロンパス・ワールド・レディス・ゴルフトーナメント」を観に行ったことがある。

人気ゴルファーが勢揃いだったから前半はそういうプレイヤー、

宮里藍、横峯さくら、古閑美保、大山志保、不動裕理などをナマで見物した。

古閑美保がギャラリーの小さな男の子にゴルフボールをあげるのを羨ましく見た。

大ギャラリーを引き連れた宮里藍は逆光のせいで光の中でプレイしているように見えた。

上田桃子はまだいなかった。

後半はその日の目的の16才のアマチュア金田久美子について回った。

 

当時天才少女と呼ばれていた彼女のファッションとメイクと風体は

他のプレイヤーと違って派手に際立っていたから

新聞には「ギャルファー」の「キンクミ」と書かれていたけど、

針金のような体型もちょっとふてぶてしいヒールのような態度もへそピアスも

私にはまるでロックンローラーみたいに見えて好ましかった。

 

 

付いて回るギャラリーは少なく

ホールアウトした後、黙々とパット練習しているところまで眺めた。

結局この日の優勝は不動裕理で、金田久美子はベストアマだったと思う。

 

金田久美子=キンクミは8才で「世界ジュニア選手権」に優勝し

アマチュア時代にベストアマを数え切れないほど獲得しながらも

プロテストに落ちたりして初優勝は2011年の「フジサンケイレディス」22才の時で

先週の「三菱電機レディス」の優勝が2勝目で33才。

最終パットを決めた後の涙は感動的だった。

当日のハイライト動画

https://www.youtube.com/watch?v=uf4xjZ9O6BM

 

始まっている今日のTV中継を見るとどうやら上田桃子は苦戦してるようだ

それでも2週連続のベテランの活躍はクラシックロックと同じ

元気な新人もいいけれど経験積んだ味のある技もまた良しじゃないだろうか。

 

今日も晴天。

今から思えば朝から夕方まで広い空の下で

たとえカートを利用してでも歩くゴルフは、

高齢者にとってはいい運動になっていたはずだけれど

ゴルフと同時に車も廃車にしていた私には、もう遅い。


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