今から59年前の
1963年のラジオの洋楽ヒットチャートの記録
中学3年生の私がノートに書き記していたいくつかの番組のチャー
これはちょうど10月25日放送のものだ。
「ベスト・ヒットパレード」とあるから
毎週金曜日のニッポン放送の高崎一郎さんの番組
「キャンデー・ベストヒットパレード」だ。
朝妻一郎さんや亀渕昭信さんがここでアルバイトしていて
チャートも動かしていたなんて知ったのは
十数年以上も経った後のことだった。
とにかくオンエア中のラジオにかじりつきながら
その週のチャートを書いていた。
高校生になっての修学旅行の時などは
女子校の友だちに頼んで行ったものだ。
初登場の知らない曲やアーティスト名は
必死に聴いても聞き取れなかったりで
その曲が上位に上がるまでは適当に書いていた。
同じようなことを元EMIの友人、鈴木ぱくちゃんもやっていたから
これで話が合わせられる。
今改めてそんな59年前のチャートを見てみる。
1位はジョニー・ソマーズ。
2位のエルヴィスと3位のクリフ・
ずっと下まで見ると
歴史的な曲になる「ビー・マイ・ベイビー」
時代を映して映画音楽も多い。
「女王蜂」「大脱走」「北京の55日」「エデンの東」「
しかし「太陽は傷だらけ」は渋い。
久しぶりに見る曲も並んでいる。
キャッスル・シスターズ「ノン・ムッシュ」
ジーン・トーマス「お熱をあげて」
「フォープレス」とあるのはアンディ・ウィリアムスの「
すっかり忘れていた曲もある。
ザ・アカディアン「キャンドルライト・キッセズ」は
まさに初登場で聴き取れずに
「キャンドルライク・キッシューズ」と書いてある。
20位初登場のジョルジュ・ボワイヤ「犬」
っていうか、記憶がないし知らないし見当がつかない。
どなたか謎を解明できますかね。
今日はこの中からザ・ヴェルヴェッツ「愛しのラナ」
この曲は日本だけで大ヒットした日本洋楽だと思う。
朝妻さんか亀淵さんが「これ、日本で当たる」とピックアップして
目論見通りのヒットにほくそ笑んでいたに違いない。
中3の私ですら初登場で聴いた瞬間に「ヒットする!」
後になって作はロイ・オービソンだと知った。
https://www.youtube.com/watch?
まあ、しかし。
ことさら探さなくても、50年も60年も昔の古いものがゴソゴソ出てくる。