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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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ジョー・ストラマーのギターとBOXセットと大阪公演のCDR

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偶然2022年9月にジョー・ストラマーとクラッシュの情報が重なった。

 

まず9月16日、フェンダーがジョーの66年製テレキャスを再現した

シグネチャーギター「Joe Strummer Telecaster」の販売を開始した。

私は興味ないがジョーになりきりたい人には朗報かもしれない。

¥231000

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000364.000021878.html

動画

https://www.youtube.com/watch?v=GDjAY4HRYcg

 

同じ9月16日にボックスセット「Joe Strummer 002:The Mescaleros Years」

ダーク・ホース・レコードから発売になった。

2018年にリリースされた「Joe Strummer 001」に続く

ザ・メスカレロスの作品に焦点を当てたCD4枚組かLP7枚組のもの

リマスターやデモ、未発表曲など収録している。

これも正直に申すならば今の私の食指が動く商品ではない。

写真は7LPで¥24200、4CDは¥12100

 

https://www.musiclifeclub.com/news/20220728_13.html

 

もう一つの9月。

友人の友人から私の退院祝いということで2枚のCDRが送られてきた。

1982年大阪フェスティバルホールでのザ・クラッシュのライブ

1月25日大阪フェスの2階で彼がカセットレコーダーで録音したもの。

長年放置していたカセットテープを思い出して取り出し

宅録用のソフトでマスタリングして送ってくれた。

2週間かかったという。

私にとってはテレキャスのシグネチャーモデルよりも

メスカレロスのボックス・セットよりも価値ある呼び覚まされる記憶だ。

 

 

なかなかいい演奏だ。

会場の野郎どもの曲に合わせた歓声もいい。

音程を外すポールやミックもいい。

トッパーのドラムは正確だ。

私も会場にいたはずで呼び覚まされると書いたけれど

実は私にこの日の記憶はない。

というか、ザ・クラッシュの来日は数枚の写真があるものの

私はほとんど覚えていない。

楽屋だったり、食事だったり、京都観光だったりが断片的に

頭の片隅に残っているだけでみんな夢の中だったようだ。

でもこうしてCDRを聴けばライブの記憶は蘇ってくる。

 

 

とにかくこれが1982年のザ・クラッシュだ。

この年はこの後でアルバム「コンバット・ロック」を発売、

神風のトッパーがクビになる。

クラッシュが終焉に急ぎ足で向かっていた時のライブだ。

これからもう40年になるのだ。

 

クラッシュのライブの模様は既にブートでも出ているし

東京公演はyoutubeでも観られる。

考えてみれば頂いたこのCDRも個人用とはいえブートには違いないのだから

元レコード会社の人間がこういう公の場所で話していいのかと多少躊躇もするが

40年前の大阪の夜の記録を一人で楽しんだ、くらいは大目に見てもらえると嬉しい。

 

元気になれる一番の退院祝いだった。

私にとって永遠のThe Clashだから。

 


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