私の座右の銘は 「No Fun No Life」だから
現役時代もリタイアしてからも楽しそうなことには
飲み会に限らず頭を突っ込んできた。
新選組ファンなのに好きな幕末の志士は
長州の久坂玄瑞と高杉晋作で晋作辞世の句と言われる
「おもしろきこともなき世をおもしろく」も常に頭にあり
(とにかく何か気持ちの昂ぶることをして過ごしたい)
という若い時からの欲望が強いまま
享楽派の人間としてこの歳まで来た。
それなのに約2年間はコロナと自分の病気のせいで
自宅に巣ごもりのミノムシ生活と、通院、入院、通院。
とても企画なんか立てられる状況ではなかった。
それがこのところコロナ感染者数が減っているのに加え、
退院後の検査の数値が思ったより落ち着いてきているため
ムクムクと持ち上がってきた(なんかやりたい)欲。
それで私は昨夜(オミクロン株が入って来る前の今しかない!)と
狛江FM(コマラジ)の生番組「音楽夜話」出演のため初めてスタジオに行った。
私にとってのこの行動は小さくてもリスクのある大冒険。
二重マスク、手指消毒液、口腔殺菌スプレー、換気、
感染症対策をしっかり取っているとはいえ
自分はインフルすら許されない身につき緊張しながらも感情が徐々に昂ぶる。
3人のベテラン元洋楽マンがこの夜のテーマ「洋楽の邦題」を語る。
求めていたのはこの楽しさだ!
いっぱい邦題の例が出た中で邦題擁護派の私が出した問題は
①原題「One of these nights」と「One of these days」それぞれの邦題は?
②1971年にTレックスとチェイスが発売したシングル
「Get It On」と「Get It On」それぞれの邦題は?
③映画「山猫は眠らない」の原題は?
④同じく映画「太陽がいっぱい」の原題は?
④小説「嵐が丘」の原題は?
⑤ポール・モーリア「オリーブの首飾り」の原題は? など・・。
(こんな問題の解答はどうでもいいのだ)
「論語」に「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」という有名
人生の楽しみは仲のよい友人と酒をくみかわし歓談することだとい
酒ではなく白湯を飲みながら
遠方から2年歩いて来たくらい久しぶりの藤倉さんと釘島さん2人と
小さなスタジ
リスナーの人には申し訳ないがこの3人だけの世界だった。
そんな昨夜のプレイリスト
「落葉のコンチェルト」アルバート・ハモンド
「黒い炎」チェイス
「想い出のヨコハマ」ボビー・シャーマン
「君の瞳に恋してる」フランキー・ヴァリ
「ラジオ・スターの悲劇」バグルス
「伝説のヤングマン」FUN
「恋にノータッチ」エリック・カルメン
「渚の想い出」ミッシェル・ポルナレフ
「あなたのとりこ」シルヴィ・ヴァルタン
この中から
「渚の想い出」ミッシェル・ポルナレフ(1969年)
原題「Tous Les Bateaux,Tous Les Oiseaux」は
「すべてのボート、すべての鳥」の意
https://www.youtube.com/watch?
今回のこの冒険、担当医に言ったら無謀すぎると叱られるかも。