LINEやスマホに知人友人から毎日のように届くのは
新譜案内だったり、自分のバンドのライブ告知だったり、
こういう番組に出演しました、本を上梓しました、
youtube見て下さい、などなどなのだが、
そういう中につい最近ひときわ光り輝く情報があった。
ご無沙汰しています。
先日ついに!百名山を完登しました!
1982年の白馬岳から約40年。
そのとき一緒に登った今野くんに
最後の百座目の御嶽も一緒に登ってもらいました。
振り返ると、
公私共に多忙でとても行けませんでした。(以下略)
古い友人の大塩さんからの報告だった。
こんなことやっちゃうヤツ、ありえなくないすか?
高い山100ですよ。100!
高尾山に100回登ったとか映画100本観ましたとかとわけが違
2019年、大塩さんの定年退職送別会で私が聞いたのは
「業界に残って仕事続けるか、別の道を選ぶか、どっち?」
間髪入れずに彼が答えたのは
「山に登ります。日本百名山のうち85山を踏破してきているので
まずは残りの15の山をクリアします。
そして仕事としては山関係の仕事に従事します」
その時、私は「いいね、いいね」と拍手したのだが
コロナ禍にめげず、彼はそれを2年間でやり遂げた。
「快挙」というより最早これは「偉業」でしょう。
退職した第二の人生では、そのまま同じ仕事を続ける人もいれば、
ゴルフや飲み会で仲間とコミュニケーションしてる連中もいる
私の周囲は「バンドやってる」「ラジオ番組やってる」「yout
へーちゃんの「カメラ」や加藤さんの「生ハム工房」なんかは稀少
それも約2年間停滞していたものがここに来て一気に動き出し
カメラのへーちゃんは数日前まで奥能登に撮影旅行に行っていたと
そういう知り合いの中でも大塩さんのこの「日本百名山」は凄い。
絶対に「第二の大塩さん」は現れないだろう。
こういう人たちを表現するのにすごく嫌な言い方「アクティブ・シニア」ってのがある。
「健康意識が高くて意欲的で活発な高齢者」を言うらしいが、そう
健康意識?
この年令のほぼ全員が体や健康に何らかの不安や問題を抱えている
健康のために動いているわけじゃない。
言うならば<毎日のエンタテインメント>なのよ。
迫り来る終末に向かっていかに面白おかしく人生を楽しく過ごすかがテーマなの
ブラックフライデーで買い物するもよし、
映画もよし、演劇もよし、大相撲も野球の日本シリーズもよし、
何だっていいのだ。
家でゴロゴロしながらNetflixばっか観てないでとにかく何かや
とか言いながら私は元々アウトドア派じゃないし
登山も疲れちゃってダメだし、しかも今は外出禁止の身分だから
大塩さんの真似はできない。
時には落ち込むけど病気のせいにばかりにしないで
「百名山完登」にはめちゃくちゃ刺激を受けたから
私も次は何で面白く遊ぶか考えることにする・・てか、もう考えてる。
ということで、大塩さんから送られてきた百名山制覇の写真をもう一度見る。
御嶽山じゃん。こないだ噴火した山じゃん!ひぇ~~。
百名山完登を達成するとその虚脱感から山から離れる人が多いとい
でも、大塩さんは次も何かに楽しさを見つけるに違いない。
まさか、アルプスかい?
そんな今日は偉業を祝って映画「アルプスの若大将」にしよう。
予告編(1966年)
https://www.youtube.com/watch?
主題歌4曲
「蒼い星くず」「ブライトホーン」「走れドンキー」「モンテ・
https://www.youtube.com/watch?
偉業達成、おめでとう!素晴らしい!!
そんな元ソニー・ミュージックの大塩さんは
今日も「山関係の仕事」に従事している。