一昨日ザ・タイガースが好きと書いていて改めて思ったのは
私はそもそも<女の子がキャーキャー言うバンド>が好きなのだ。
言い換えるなら男女ともにアイドルが好きなのだ。
(クラッシュ以外ね。クラッシュに女の子ファンは一人もいなかった)
アイドルを囲む現象がいつから始まったのか正確には知らない。
が、1940年代、フランク・シナトラの人気絶頂期は、
NYのパラマウント・シアターで失神するファンが続出し、
入りきれなかった数千人の女性ファンが暴動寸前にまでなったという。
それが太平洋戦争真っ只中の話だから驚く。
(映像のみ、無音)
https://www.youtube.com/watch?
エルヴィス・
あるのは小坂一也がカバーした「ハートブレイク・ホテル」(
「デビー・クロケットの唄」「青春サイクリング」なんかと並んで
ラジオでよく流れていた。
「50年代のプレスリー・ファン」
https://www.youtube.com/watch?
その後はエルヴィスの影響を受けた
山下敬二郎、平尾昌晃、ミッキー・カーチスの「
9才、10才の頃なのでもちろんライブを見たことはないし、
ただ「日劇ウェスタンカーニバル」を芸能ニュースを見て
(女の人がなんでこんなに騒いでいるんだろう?)と思っていた。
「当時の日劇ウェスタンカーニバル」
https://www.youtube.com/watch?
決定的だったのが、1964年の、とにかく衝撃のビートルズだ。
騒ぎとしてはプレスリーやロカビリーとはまったくケタが違っていた。
映画「ヤァヤァヤァ」では田舎の映画館なのに上映中ずっとスクリーンに向かって
女子高生が「ポール!」と「ジョ~ン!」とか叫んでるんだから。
ヒット曲数にしても何にしても、とにかくビートルズのインパクトは
「1964年オーストラリア・ツアーのビートルズとファン」
https://www.youtube.com/watch?
次にグループサウンズ。
この<レコードだけではなく生のバンド演奏に多く接した体験>と
昨日まで無名だったバンドが今日デビューしてTVに出ている、驚きが、
後の私の人生に大きな影響を与えることになる。
1967年、
1968年の5月には遂にあの「日劇ウエスタンカーニバル」
(ライオンズも出ていたのか!)
99%が女の子の、その物凄い嬌声の中、じっと、肩をすぼめて
ザ・タイガースの新曲「シーサイド・バウンド」を聴いていた。
大学は学園紛争、ニューロックの波が押し寄せる1969年がすぐ目の前だった。
タイガース「田園コロシアムライブ」1970年
この映像では「スージーQ」の次の5:00くらいからの
「アイ・プットア・スペル・オン・ユー」のジュリーが良い。
(トッポはもう脱退している)
https://www.youtube.com/watch?
次に、他社であることが本当に悔しいほど好きだったクイーン
1975年の来日映像
https://www.youtube.com/watch?
そして片桐さんのベイ・シティ・ローラーズ。
ここに貴重な映像がある
TV東京の「Youは何しに日本へ?」のレスリー・
アラン・ロングミュアーも出ている。2016年みたい。
「誰?誰?誰?」「ミュージシャン?」「役者さん?」とか
「おじいちゃんどうしたの」とか、笑える。
このレスリーもアランももう亡くなっている。
https://www.youtube.com/watch?
チープ・トリックはまさに私にとっては天の美禄だったし
当然ながらジャパンもボン・ジョヴィもデュラン・
チープ・トリック1978年の武道館ライブから
「カモンカモン」
アメリカEPICのat BUDOKAN広告。
「トランジスター以来の大きなこと」とある