現地時間12日に「MTVビデオ・ミュージックアワード2021」が開催され
リル・ナズ・X、BTS、オリヴィア・ロドリゴがそれぞれ3部門を受賞した。
マドンナ、ジャスティン・ビーバー、オリヴィア・ロドリゴ他がパフォーマンスした。
この模様は日本でも9月19日(日)21:30ー24:30にMTVで放送される。
私は正直なところ毎年の音楽賞はグラミー賞がそこそこ程度で
それ以外ほとんど気にしていない。
それでも日本の音楽賞よりは聴いたアーティストの数は多いと思う。
今年から来年のグラミー賞にかけてはオリヴィア・ロドリゴ一本かぶりだろう。
「MTVビデオ・ミュージックアワード」は1984年から始まっている。
第1回目の「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」は
カーズ「ユー・マイト・シンク」だった
ハービー・ハンコック「ロック・イット」
マイケル・ジャクソン「スリラー」
シンディ・ローパー「ハイ・スクールはダンステリア(旧邦題)」
ポリス「見つめていたい」を破ってのものだった。
MTVは1981年の開局だから、1982年のCD発売と時期的に重なる。
もちろん他にも要素はあるがビデオ番組とCDという新しいメディアによって
音楽業界は1998年のCD売上ピークまで右肩上がりを続ける。
逆にそれから40年経った今思うに、
この80年代半ばくらいから「日本洋楽」は衰退して行き
インターネットの普及が始まる90年代半ばに息の根が止められた。
リアルな情報が直接日本に届くようになった結果だ。
時間は止められない。
MTVが日本に上陸した頃は
(これからの洋楽はラジオよりビデオだ)と言われ
また(「ベストヒットUSA」より「MTV」じゃないか?)とも言われた。
しかしこれも今となって思うのはやっぱ小林克也さんのラジオDJ的
ビデオクリップ紹介があってこその洋楽番組だったんだと。
その克也さんが今も現役でおられるのは救いだ。
1981年8月1日開局したMTVの最初の放送がYoutubeで観られる。
2時間以上全200曲以上のプレイリストはウィキペディアで。
ロッド・スチュワートが多い。
https://en.wikipedia.org/wiki/
オープニングからの曲はこんな感じだ。
いいわぁ~~
生まれて初めてこんな番組を見せられた日にゃ
アメリカのロックファンだって興奮して血がたぎったに違いない。
1 The Buggles - Video Killed the Radio Star
2 Pat Benatar - You Better Run
3 Rod Stewart - She Won’t Dance With Me
4 The Who - You Better You Bet
5 Ph.D. - Little Suzi’s on the Up
6 Cliff Richards - We Don’t Talk Anymore
7 Pretenders - Brass in Pocket
8 Todd Rundgren - Time Heals
9 REO Speedwagon - Take It on the Run
10 Styx - Rockin’ the Paradise