先週までは「大相撲」とエンゼルスの「大谷君」の試合を録画して
早送りで見たいところだけを見るのが日課だったが
大相撲は終わってしまったし、今日はエンゼルスの試合がない。
大相撲は照ノ富士が優勝した。
怪我で序二段48枚目まで落ちてからの復活で来場所は横綱を目指
(そりゃあ嬉しいわねえ)
でも私はそれよりもう一人の力士の復活を祝いたい。
十両優勝の宇良
https://www.daily.co.jp/
デビュー前から好きで何回も書いているこのお相撲さんも、
三役直前まで行きながら二度の大怪我をして
こちらは序二段106枚目まで落ち、そこから復活した。
小兵の業師だったのが鎧のような筋肉をつけて戻ってきた。
私好みのこの顔だけは変わらない。
来場所は幕内に復帰する。
ところで、来場所は小結になる若隆景という力士は
父親も祖父も元力士で、さらに三人兄弟の全員がお相撲さんだ。
彼は三男で上に二人の兄がいる。
長男は幕下の若隆元、次男は十両の若元春
「隆元、元春、隆景」とくれば、しこ名の由来にすぐ気づく。
毛利元就が三人の息子、毛利隆元、元春、隆景を呼んで
「一本の矢なら折れるが束になると折れない。兄弟三人で
力を合わせるように」と遺言したと伝わる有名な「三矢の訓え」だ。
Jリーグのサンフレッチェ広島の「フレッチェ」は
イタリア語で「矢」のことでそれもこの話からきている。
この三人は後に毛利隆元、吉川元春、小早川隆景となって
毛利家を支えることになるのだが
それを前提に勝手に楽しみにしている取り組みがある。
「若隆景vs貴景勝」
読み方は違うけれど、勝手に私はこの一番を
「小早川隆景vs上杉景勝」をイメージしてニヤニヤしながら観戦している。
そしていつか「相模の獅子」北条氏康をしこ名にする力士が現れることを期待している。
私はこういう物語好きな相撲ファンだ。
ところで史実では毛利両川三兄弟の中では
小早川隆景が一番優秀で次に吉川元春だったと言われている。
なんか、今の番付に出ちゃってるかな。
今日聴くのは恐らく今の角界で一番歌のうまい勢の歌。
小金沢昇司の「ありがとう、感謝」
https://www.youtube.com/watch?
この勢はイケメンだしきれいな相撲を取るのだが
左手の指を骨折して現在は幕下まで
来場所は三段目まで落ちるかもしれない。