狛江FMの「音楽夜話」でダイナマイツをリクエストしてた
川上シゲさんから昨日連絡が入った。
ダイナマイツのことかと思ったら「これ見て下さい」だった。
「カルメン・マキ&OZ奇跡的な復活からの軌跡を語る~
(左から2人目がシゲさん)
1970年代の日本を代表するハードロック・バンド
「カルメン・マキ&OZ」が2019年11月24日に行った
クラブチッタでの再結成ライブを収録した
*BOXセット*ブルーレイ*2枚組CDの発売に合わせて
デイリースポーツからインタビュー取材を受けた時のものだ。
https://www.daily.co.jp/
そのライブ・アルバムは
「カルメン・マキ&OZ 45th Anniversary and "the Last Tour"」
https://www.kingrecords.co.jp/
川上シゲさんはこのカルメン・マキ&OZのベーシストであり、
かつ日本を代表するベーシストだった。
シゲさんが一時プロをやめていた90年代に
私はソニーミュージックの新人発掘部門で彼と一緒に仕事した。
レコード会社に長いこと勤めていたから
友人や同僚や知り合いには元プロのミュージシャンも多いが
この人ほど「レジェンド」という称号が似合う人もいない。
元「まりちゃんズ」の藤岡藤巻ごときは半径5m以内に近づいてはいけない
そんな偉大なアーティストなのにそれを鼻にかけることもなく、
謙虚で、寡黙で、言いたいことがあっても言いよどむような
そんな巨人なのだ。
昨年の東京でのライブの時に私もここで書いている。
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
そのシゲさんがデイリー・スポーツの記事の中で語っている。
日本のロック、特にハードロックの先駆けとなったOZは
18年10月、クラブチッタ(川崎市)
川上シゲ(ベース)が「
そこから2年、ブランクを吹き飛ばしてあまりある
熱く濃密なライブパフォーマンスを見せた。
OZ解散後に数多くの一流アーティストとのセッションを経験したシゲさんが
あの誰よりも控えめな川上シゲさんが
「このクオリティーのバンドはたぶん出ない」と言い切るのがカルメン・マキ&OZだ。
その音源が以下のストリーミングで配信されている。
オープニングの「崩壊の前日」なんて世界で通用する。
https://king-records.lnk.to/
その告知映像
https://www.youtube.com/watch?
カルメン・マキOfficial
<追記>
藤岡藤巻のことを書いたので思い出したエピソード・・・
10数年前に、飲み会ついでの社内バンド大会があり
そこであろうことか川上シゲ(ベース)、マイケル河合(ドラムス)、
藤岡孝章(ギター)の3人がクリームの「クロスロード」を演奏した。
マイケル河合さんはユニコーンやプリンセス・プリンセスなどの
飛ぶ鳥落とすプロデューサー。キャリアとしては元スクェア。
そこに元まりちゃんズが加わったわけだ。
凄まじいバトルがシゲさんとマイケルさんの間で始まり、
元まりちゃんズはクラプトンが途中からサンタナになるみたいな
いつものギャグのかけらもなく必死にギターを弾いていることが
逆におかしくて笑えたのを覚えている。