見事なほどに「暑さ寒さも彼岸まで」で今朝はむしろ寒い。
世間では彼岸というより4連休明けの今日から仕事ですな。
落ち着くかに思えたコロナウイルスが
ヨーロッパは感染第二波が大到来なのだそうだ。
イギリスは来月中旬には1日5万人の可能性もあるという。
https://www.newsweekjapan.jp/
一方、日本の4連休中の例えばこの善光寺参道の写真なんて
自主的軟禁を貫いている”みのむし”の私には恐ろしい光景に見え
一時、休業しないパチンコ店が槍玉に挙げられていたことがあった
でも「横並び」で「無言で機械に向かっている」だけのパチンコは
向かい合っておしゃべりする飲食なんかに比べれば
むしろずっと安全だったんじゃないかとすら思える。
だから単なる外出や旅行が一概に危険とは言い切れないにしても
私はやっぱ怖くて繁華街にもレストランにも行けない。
孫とも会わないようにしているのでコミュニケーションは
LINEのビデオ通話をつけっぱなしにしながらのオンライン・
一昨日は友人たちとリモート飲み会があり、
それが楽しく3時間にもわたったため、いささか飲みすぎ、
昨日は二日酔い気味をほぐすために近くを散歩した。
連休最後の日に家族が緑の中で川遊びをしている光景は
軽井沢や原宿のそれよりも和む。
もしオンラインによる家族、友人とのつながりが一切なかったら
私の”みのむし”生活はずっとつらい日々になっていたかもしれない。
秋になると昔ラジオでかかっていた定番曲には
「落葉のコンチェルト」と「秋はひとりぼっち」がある。
「秋はひとりぼっち」ヴィグラスとオズボーン(
2人とジェフ・ウェイン(作曲家、編曲家、プロデューサー)との共作。
日本でヒットした日本洋楽の一つ。
この曲は1978年にそのジェフ・ウェインが制作した
大作アルバム「
ジャスティン・
アルバム「宇宙戦争」はH.G.ウェルズのSF小説を基に
リチャード・バートンのナレーションを軸にしたミュージカル仕立てのもの。
イギリスのチャートで260週以上ランクインし
全世界では1300万枚を売り上げた。
https://www.sonymusic.co.jp/
が、日本では数千枚に届いているかどうかだろうと思う。
原因はすべて当時のEPICの制作部の責任者だった私にある
私が「日本では売れない」とイギリスからの強いアプローチを無視し、
泣きつかれた結果「ポリティカル・
ポリティカル・リリースとは文字通り政治的な配慮による発売で、
初回プレスもわずか、広告も申し訳程度のものだった。
こういう例には、ミートローフの歴史的名盤
全世界で史上5番目に売れた「地獄のロックライダー」(1977年)がある。
これも私が「日本に合わない」と全米発売のずっと後になって
「ポリティカル・
つまり、私が自慢話で書いているいくつかの成功プロダクトの裏には
この様な大失敗の判断ミスが山ほどあったということだ。
まぁそれもこれも日本が勝手気ままにやれていた時代の話だし
こういう失敗を隠したりはしないから今さら悔いたり反省したりはしない。
逆に言えばずっと「発売せず」の棚にあったこのアルバムを
探し出してきて発売した成功例もあるんだから(と、また自慢じゃ)
今日は「秋はひとりぼっち」を2つのバージョンで聴きたい。
まずはヴィグラスとオズボーン「秋はひとりぼっち」(
https://www.youtube.com/watch?v=LAKnbNKQHdY
ジャスティン・ヘイワード・バージョン「永遠の秋」(1978年)
https://www.youtube.com/watch?v=1bTfcl3ZGTc