NHKのBSプレミアムに「笑う洋楽展」
https://www.facebook.com/
すっかりお爺ちゃんになったみうらじゅんと安斎肇が
洋楽ビデオを見ながらそこにかぶせてしゃべってるだけの
ジャンルで言えば「洋楽トークバラエティ」になるのか
友達の家とかバーとかでビデオを見ながら
勝手に思いついたことを話し合ってる風情の番組だ。
2人は本番まで打ち合わせもリハーサルもやらないという。
それが本当かどうか知らないけれど
とにかくゆる~い内容で、ビデオの音量を下げてまで
掛け合いの軽妙トークを流すから洋楽なんて知らなくても
たとえマニアックなアーティストものでも十分笑えて楽しめる。
でも、実は根底に2人と制作者に洋楽愛と知識があるので、
アカデミックなBS-TBSの番組「SONG TO SOUL」の
正反対に位置しているように一瞬は見えるものの、
両方ともに洋楽の良心番組だと私は思っている。
本まで出ている
洋楽って、そもそもが言語の違う所詮外国の文化、
かかわっている人間にとってのテーマは
いかにローカライゼーション(現地化)を行うかに尽きる。
日本の日常生活の中にどう溶け込ませるか
興味のない人にも何とか振り向かせたい
そんな気持ちで昔の人は日本語で歌わせたり
ラジオでかけたり映画やドラマのテーマソングにしたりした。
レコード会社が洋楽の主役でなくなった現在でも
今年は苦しかったがライブや野外フェスは盛んだし
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットによる拡散結果も
現地化し一般化した成功例と言えると思う。
メディアでは「笑う洋楽展」みたいなこういうアプローチも大切だ。
もう長寿でwikiを見たら2013年から始まっていたらしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
この番組の問題としては、最近は急にオンエアしたり
まとめて再放送したりと放送が神出鬼没なことだ。
しかし「MUST BE UK」といいこれといい、
ある意味余裕があって、いかにもNHKっぽい。
今年も1年ぶりの新作があるというので見たら、
またいずれ、いきなり再放送があったりするだろうが
youtubeを検索したら昔のこういうのがあったので紹介したい。
2014年のレオ・セイヤー
https://www.youtube.com/watch?
同じくジェームス・ブラウン
https://www.youtube.com/watch?
それと、わずか5~6年でこんなに人間の容貌は変化するもんなんだなあと思う。
みうらじゅんさんは今週18日(金)
「政則十番勝負」で伊藤政則さんとトークライブを行う。
テーマは「(どっちがどっち)双子対決」
もう双子には見えない。
https://www.youtube.com/watch?v=TyYsRP0gnNg