自慢じゃないが私は日本のヒットチャートを賑わす
大人数の女の子集団と雨後の筍の男子グループが苦手で
リタイアしてからの12年間、
ほとんど「ミュージックステーション」も観たことはない。
昨日、他の番組の終わりにチャンネルを動かしていたら、
偶然これにぶつかった。
何の事前情報もなく、この曲のパフォーマンスを見た。
Creepy Nuts+菅田将暉
「サントラ」
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凄まじく良かった。
(なんじゃ、これは!!)だった。
オーバーに言えば衝撃を受けた。
私は元々ラップも苦手なのだが、菅田将暉が良かった。
そして初めて見たCreepy Nutsという2人組が
今までのラップのアーティストとは全然違う気がして
寝る時間なのに菅田将暉のアルバム「LOVE」と
そのCreepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」を聴いた。
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で、感想。
菅田将暉って作詞作曲もやるシンガー・ソングライターだったんだあ。
アルバムでは有名作家の曲も歌いながら本人の詞曲の楽曲も数曲入っている。
それが60年代70年代のフォークの香りがして、
「つもる話」なんて吉田拓郎タイプなんだな。
意外と「言葉」の人なのかもしれない。
そして想像以上にCreepy Nutsがいいのよ。全曲。
どこがどうと説明できない新しさ。
「今頃何を言ってるの・・」と言われそう。
「サントラ」は彼らの曲で、
彼らが菅田将暉を引き立てているんだ、と気づいた。
だけど、菅田将暉は本当に何でも出来ちゃう。
何でも出来ちゃう器用な俳優とは思っていたけれど
ここまでやられると本業が俳優ということを忘れる。
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昔は「歌う映画スター」というジャンルがあった。
高田浩吉、鶴田浩二、石原裕次郎、小林旭、渡哲也なんか
ヒット曲がたくさんあった。
先日入院した加山雄三もそこに入るかもしれない。
(こんな例も書いておかないと同年代の人に無視されそうなんで)
当然ながら菅田将暉はそういう範疇を超える。
演技も上手いし、惚れ惚れするほどアクティブな俳優さんで
見る度にヘアスタイルもファッションも変わる。
今回はCreepy Nutsに触発されての「サントラ」だったが、
まるで雲霧仁左衛門「七化けのお千代」のような七化けの菅田将暉。
次はどのような新しい姿と活動で楽しませてくれるか期待。
ではその
Creepy Nuts+菅田将暉「サントラ」を
カッコいい。
でもテレビの生のほうがカッコ良かった。
もしかしたらTVでは歌詞変えてた?
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https://www.youtube.com/watch?v=E6A7l1l6kKE
このアルバムには入っていない曲で
ドラマの主題だったという「さよならエレジー」なんてのも
本人の詞曲じゃないけど懐かしいメロディとアレンジで、
おじさんおばさんもきっと気に入ると思うから聴いて。