「ヴァケーション」(1962年)と聞いて
弘田三枝子やコニー・フランシスを真っ先に思い浮かべる人は
団塊の世代から上の高齢者ゾーンだろう。
少し下のゾーンで「ヴァケーション」(1982年)で
ゴーゴーズを思い出す人だってもう50代になっているはずだ。
https://www.youtube.com/watch?v=2RHTiXvELNg
The Go-Go's(ゴーゴーズ)は、ガールズ・バンドとして
全米史上初のアルバムNo1を記録したことで知られる。
しかもデビューアルバム(1981年)
ガールズ・バンドは彼女たちの前にランナウェイズがいて、
彼女たちの後をバングルスが引き継ぎ、
日本ではプリンセスプリンセスが登場してくる、そんな流れになる。
その「ゴーゴーズ」のドキュメンタリー映画「The Go-Go's」が
ポリグラムエンタテインメントの出資によって製作され
米TV局のShowtimeで公開された。
https://www.indiewire.com/2020/07/the-go-gos-documentary-review-1234576195/
予告編
https://www.youtube.com/watch?
ゴーゴーズのいたレーベル「I.R.S.」を主宰していたのは
ポリスのスチュワート・コープランドの兄のマイルス・コープランド、
レーベルにはR.E.M.やアラーム、初期のバングルスなどがいた。
日本の発売はCBSソニーで、
その理由はインターナショナルのディストリビューションを
CBSインターがやっていたからじゃないかと思うのだが確かではない。
マイルス・コープランドのことを含めそのへんの事情は裕二さんが詳しい。
ゴーゴーズの名前を聞いてまた思い出したのは
原宿のロカビリーショップ「クリームソーダ」の店員で結成された
ブラックキャッツ
ストレイ・キャッツみたいなカッコいいバンドだった。
ゴーゴーズの西海岸ツアーのオープニングアクトを務めた。
ドキュメンタリー映画公開に合わせて
ゴーゴーズは新曲「Club Zero」を発表しているが
こういうバンドは新曲よりもやっぱあの頃の曲の方がいいので
「ウィ・ガット・ザ・ビート」(1981年)にする
https://www.youtube.com/watch?v=f55KlPe81Yw
ヴォーカルのベリンダ・カーライルはソロでも成功し
今年の1月に来日している。
ちなみに私は圧倒的にスザンナ・ホフスのいるバングルス派。