映画「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」(2019年)
ブログの実話の映画化。
心温まるオススメできる映画だ。
https://gaga.ne.jp/hikarinootosan/
単身赴任していた父が突然退職して家に戻ってきた。
しかし父子の間には溝があって会話もなりたたない。
子供の頃に「ファイナルファンタジー」を
ファミコンで一緒に遊んだことを思い出した息子は
父をそのオンラインゲームに誘い出し自分の正体は隠して
フレンド登録し、共にゲーム上で冒険の旅に出る・・・。
<予告編>
https://www.youtube.com/watch?v=194B4b405jE
この映画は父と息子の話。
一方我が家では外出自粛中で会えない祖父と孫2人が
「ドラゴンクエストX オンライン」を始めた。
https://www.youtube.com/watch?v=g9UgsOJNWRU
3月に127時間もかかった「ドラゴンクエスト11」は
孫に手伝ってもらったり攻略本を借りたりして楽しんだが
4月に入って始めた「二ノ国」は祖父の指が戦闘に向かないのに
手伝ってもらうこともできず、会うこともままならずで棄権。
そこで、(そうだ「光のおじいさん」ができるじゃないか)と始めた
この「ドラゴンクエストX オンライン」
世間に比べれば10年くらい遅いオンライン・ゲームのデビュー。
でも私にとっては生まれて初めてだから、もの珍しく面白い。
RPGだからストーリーが次々に進んで舞台が変わっていくのは同じだが
自分がやっている画面に知らない人がいっぱいいて走りながら通り過ぎる。
一人で戦っていて恐竜に負けそうになると応援してくれたり
やられて死んじゃうと生き返らせてくれる見ず知らずの人もいる。
「ありがとう」だけ言って孫たちのいるステージに早く追いつくため急ぐ。
そしてある街の広場でやけに私にまとわりつく男女がいると思ったら
それが孫2人だった。遂に感動の出会いだ。
LINEのビデオ通話をオンにしたまま細かいアドバイスを受けながら
サポートキャラを入れた4人でチームが組まれ冒険が始まっている。
1日に1時間という約束でね。
4月から小6になってるはずの兄は早くて強い。
私が敵に空振りして「Miss!」ばかり出してもチームはいつも勝つ。
そして1時間はあっという間に過ぎる。
海外との連絡の国際電話(しかもオペレーターを通して)は
かけるのに部長の事前承認が必要だったり、
テレックスがFAXになって大喜びした、みたいな時代を経験してきた私には
こんな風に遠隔地にいる人間と一緒にゲームができるとは、
いや、世界中の友人と遊べるこんな環境はまさに隔世の感がある。
この点に関してはデジタルはいいわい。
「ドラゴンクエストX序曲」
https://www.youtube.com/watch?v=YyT0GgKCPsE