昨夜の安倍首相いつもよりは低姿勢だった。
だったら記者はもっと鋭く突っ込めないものかな。
あの首相会見の内容を関西弁に翻訳した
「うわさの仲居ちゃん」という人のツイッターがネットで受けている。
https://togetter.com/li/
私は2ヶ月近く盛り場はご無沙汰で
孫が家に来るのも断っているから
外部の人との接触も8割と言わず9割くらい既に削減している。
そんな巣ごもり生活をしている私には友人たちから
退屈でしょうからとたびたび差し入れが届く。
インターホンが鳴ると(何か?)と期待したりする。
ムック「ロックジェット」は差し入れではないけど、
先日はクラッシュのグッズもらったし、録画したDVDとか本とかCDとか。
本が多いかも。
学生時代の友人が送ってくれたこの本が
つきあいが古いだけにツボをついてるというか
私の好みをよくわかってくれている。
「レンズが撮らえた幕末の日本」山川出版社
https://www.yamakawa.co.jp/product/15015
TVドラマや映画やアニメなどに出てくる
颯爽としたイケメンのサムライではなくて
本物の刀を刺したリアルな幕末の「侍」の写真と解説。
龍馬とか勝海舟とか河井継之助とか松平容保とか
徳川慶喜とか近藤とか土方とか
よく見るそういう有名人の写真もあるが面白いのは
名前だけは知っていても見たことのない志士、
或いは聞いたこともない藩主や家老や
兵士としか記されていない侍など
こういう連中が150年くらい前の日本を
闊歩していたと思いながら1枚1枚見ていくと、
幕末のドラマや映画や小説の主人公のイメージが豊かになるし
タイムスリップしたかのようなSFの妄想世界に入り込める。
例えばこれは山田顕義。
小説などに出てくる名前は市之允(いちのじょう)
松下村塾最後の門下生で高杉晋作のほとんど付き人みたいな。
箱館戦争では新政府軍の参謀として戊辰戦争を終結させた。
日大の祖だそうで、偉くなってからの写真は見たことがあっても
侍時代の若い写真は知らなかった。
意外と可愛い顔してんじゃん。
又、この本で初めて知って驚いた
幕末の混乱期に海外留学していた侍がいかに多かったか。
フランス、イギリス、ロシア、アメリカなどに
幕府はもとより各藩が勝手にガンガン留学生を送っていた!
藩主の命令とはいえ海外の情報を取りに行ったその意気
その留学生侍の写真が私には特に面白かった。
こういう写真は「データ」でもあるわけで
これがカラーになり、インスタントカメラになり、スマホになり、
動画になり、これからは3Dになりして、記録は残っていくわけだな。
面白すぎたのでこの「レンズが撮らえた19世紀英国」を
Amazonで頼んでしまった。
そうだよ山川出版と言ったら歴史教科書の山川じゃないか。
歴史いいねえ。
「幕末の日本」とっておきの1枚。
大好きな高杉晋作26才の写真、かっこいいなあ。
右は伊藤博文。
ただ、ちょっとこの写真の晋作は
ちょっと霜降り明星の粗品に似ているような気がしないでもない。