コロナウィルス終息の気配が一向にないため、
通常の人よりリスクの高い私なので
4月に予定していたイギリス旅行を遂にギブアップし、
昨日泣く泣く飛行機とホテルをキャンセルした。
これで4月19日まで開催されているロンドン博物館の
「ロンドン・コーリング40周年展」に行けなくなった。
まさか、何の因果でこうなるのか。
今年の私にとってはオリンピックよりも大きなイベントだった。
行きたかった。
う~~~~
言っちゃいけないけど
Fxxx!!!
誰に当たったらいいのかわからないこの憤懣は
どうしようもない運命と諦め鎮めるしかない。
ロンドン・コーリング展がないのでは延期する意味もないし
気力的にも体力的にももうイギリスの個人旅行は無理と思う。
今回の旅行には目的が3つあった。
1つ目は当然その「ロンドン・コーリング展」
2つ目は10年前にオックスフォードでホームステイした時に
お世話になったご夫婦と会うこと。
ついでに学校の教師と一緒に飲んだパブ
「Oldbook Binders Ale House」に行くこと。
https://www.facebook.com/theoldbookbinders/
3つ目が007の新作「No Time To Die」をロンドンで観ること。
007なら字幕なくても大体分かるだろうから
現地の映画館で雰囲気を味わいたかった。
それがぜ~んぶなくなった寂しさのつれづれに
今朝は10年前の2010年の自分のブログをひっくり返して眺めている。
子供の頃からの夢だった留学が退職後の3ヶ月だけ実現した日々の記録だ。
ロンドンの下宿宿みたいなホテル「バンクーバースタジオ」の窓に
クラッシュのTシャツを掲げて(さあ、やるぞ!)と意気軒昂だった日。
2010年4月9日「Show The Flag」
https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10503750389.html
オックスフォードのホストファミリーだったスカーレットご夫婦
アリソンとマイケルを裏庭で記念撮影した日。
2010年6月7日「Mr&Mrsスカーレット」
https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10555618317.html?frm=theme
通っていた学校の教師ジュリーと彼女の彼氏と
日曜日に一緒に行ったパブ「Oldbook Binders」で起きた
ありえない奇跡のようなお話。
2010年6月1日「伝説のブルースマン」
https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10550557147.html?frm=theme
ポール・シムノンとミック・ジョーンズが出ていた
ゴリラズ9年ぶりのライブを見に行った時の日記なんかもあって
https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10522785220.html?frm=theme
悔しさと懐かしさが交錯する淀みの中で
このまま世捨て人にでもなりそうな、2020年3月5日だ。