友人からの薦めで聴いてみた。
LAの4人組新人ロック・バンド「ダーティ・ハニー」
このバンド、まだメジャー・レーベルとの契約がない。
レーベル契約がないにもかかわらず
3月に発売した自費製作のEP「ダーティハニー」の中の
「When I'm Gone」が10月5日付けのビルボード誌
「メインストリーム・ロック・ソング・チャート」で
レーベル契約のないバンドとして史上初の1位を記録。
11月1日と2日のラスベガスのガンズのツアー最終公演で
オープニングを務めたことにより一気に全米人気になっている、
らしい。
基本はギターサウンドのハードロック。
ヘビメタではない。リフの多いロックンロールかな。
メロディが立っていてヴォーカルは想像通りシャウト・タイプ。
一言で言えば、エアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズなどの
系譜につながるバンドで、70年代のロックファンの高齢者の鑑賞にも
充分耐えられる、どころか、こりゃメチャクチャ受けると思う。
こういう若者がまだいるんだなあとの感慨を持って
この年末に私も絶対推薦にしておこう。
来年のフルアルバムが今から楽しみだ。
来年には間違いなく全米NO1になってスーパーになるだろう。
何故こんな「懐かしい新人バンド」が突然現れたのかわからないが
最大の要因はマネージメントにありそうだ。
それは「レッドライト・マネージメント」というところで
https://www.redlightmanagement.com/
所属アーティストが2020年のグラミー賞で
最優秀楽曲にタニア・タッカーの「Bring My Flowers Now」、
最優秀新人にブラックピューマズがノミネートされている他
合計24もノミネートされている。
エド・オブライエン(レディオヘッド)やラーキン・ポーなど
おそらく100以上のアーティストを抱えるマネージメントだ。
そこがこのダーティ・ハニーと契約、
レコード会社との契約を進める前に
スプリングスティーンやパール・ジャムをやったプロデューサーの
ニック・ディディアにEP盤をプロデュースしてもらい
それを事務所総がかりでプロモーションした。
ツアーを回らせ、ラジオのエアプレイで1位を取り、
決め打ちがガンズのオープニング・アクトだ。
メジャーレーベルがどこになるかは知らないが
今頃はもうマネージメントの目論見通り
大きな金額といい条件で決まっていることだろう。
いかにも「今」だなあと思う。
だけど、大昔もこういう感じの新人はいた気がする。。
でもそんなことは別にして、ダーティ・ハニー、良い!!
ではそのダーティハニーの
「Whe I'm Gone」
https://www.youtube.com/watch?v=I8ygfX0BavM
おまけにもう1曲
「Rolling 7's」
https://www.youtube.com/watch?v=42rmUlDiQDI
どうよ、どうなのよ!問題ないでしょ?
それでも個人的な私の今年の最優秀新人は
好きじゃないんだけどあの暗いビリー・アイリッシュです。