11月15日に発売されたクラッシュ「ロンドン・コーリング40周年記念盤」の
「スクラップブック」
発売日のオリコン・アルバム・デイリー・ランキングで初登場5位
https://www.oricon.co.jp/rank/ja/d/2019-11-15/
11月25日付けの洋楽ウィークリー・アルバム・ランキングでは9位
https://www.oricon.co.jp/rank/wa/w/2019-11-25/
7150円(税込)もする商品が大健闘だ。
オリコンのチャートなんて縁のないバンドと思っていたが
2019年にこんな結果が出てるのを見るのは正直嬉しい。
が、このチャートをよ~く見てみると
デイリーでもウィークリーでもクラッシュの上の4位にいるのは
同じ11月15日発売のポリス
「エヴリ・ムーヴ・ユー・メイク;ザ・スタジオ・レコーディングス」
1978年から83年までの5枚のアルバムに
シングルB面曲を収録した1枚を加えたCD6枚組。
CD6枚で4400円(税込)と、極端にお買い得だ。
https://www.universal-music.co.jp/the-police/products/uicy-79024/
またかよ、、が正直な感想だ。
40年経っても目の上のたんこぶだな、ポリス。
いつもクラッシュの上にいたのがポリスだったから。
ポリス「白いレガッタ」発売1979年10月
クラッシュ「ロンドン・コーリング」発売1980年1月
ポリスはこのアルバムで全英1位、クラッシュは全英9位
同じイギリスでほぼ同じ活動期間
同じようにレゲエを取り入れてた。
クラッシュの「白い暴動」に対してポリスは「白いレガッタ」
ポリスの日本のレコード会社はキングで担当は「Sきさん」。
媒体でよく出くわした2人の格好は
私は裏地が赤のコートにスーツ、もちろんジョンソンズ。
Sきさんはアメリカの警官(こんな感じ)
出張先の空港で捕まったりしてた。
私はコスプレ合戦で負けてた。
レコード売り上げも「白いレガッタ」の方が上だった。
色々なところで語っているエピソード、
「16トンズ・ツアー」から帰った私に当時の上司が言った言葉
「クラッシュが『あのバンド』に負けていていいのか、売りに出ないのか」の
『あのバンド』とは、ポリスのことだった。
その時、私が返した言葉は
「歴史が証明します」
あれから40年、歴史は証明していないじゃん。
でもよりによって、40年も経って、
まったく同じ日に発売するかな、ポリス。
Sきさんはこの情報知らないだろうな。
知ったら何と言うだろう。
でも、ポリス、目の上のたんこぶだったけどいいバンドだわ。
「孤独のメッセージ」ポリス(1979年)