アダモ<最後の来日決定>2020年1月
1967年の初来日から53年になる。
サルヴァトール・アダモ
「雪が降る」などで有名なフランス人歌手として知られるが
実はシチリア島生まれのイタリア系ベルギー人だという。
ヒット曲をガンガン連発していたのは、ビートルズ、フランス・ギャル
なんかと同じ時代だったかと思う。
先週76才になった。キャリアが古い割には意外と、若い?
中学生の私は日本語で歌われる「サン・トワ・マミー」と
「雪が降る」が苦手で、当然アダモ自体も苦手だったのだが
「ブルージーンと皮ジャンパー」と「いとしのパオラ」は好きだった。
「ブルージーン」は不良と言うかちょいワルに憧れている少年に
ジェームス・ディーンみたいなイメージがピッタリだったから
口笛を真似して吹いたりしてた。
口笛なら今でもビリー・ジョエルの「ストレンジャー」よりこっちだな。
「ブルージーンと皮ジャンパー」
https://www.youtube.com/watch?v=vARjYja9h-E
「パオラ」は、そんな連中が秘めて持ってるロマンチックな面の曲で
ストーンズの「アンジー」やカップスの「ジザベル」とかも同じ。
パオラとは当時のベルギー王妃、絶世の美人だったみたい。
確かに・・・
先日の饗応の義に参列したベルギーのフィリップ国王のお母さん、82才。
この人もイタリア系だからアダモは親近感を覚えたのだろう。
現に曲はカンツォーネっぽいし、歌っているのはイタリア語だ。
「いとしのパオラ」
https://www.youtube.com/watch?v=x6vUc43mX7k
(学生時代の友人のkanosanくらいにしかわからない話だけど
アダモの来日ポスターの写真が亡くなった小林くんに見えて仕方ない)