1964年、高1の私の日記には、音楽、映画、演劇に
どっぷり浸かっていた日々が記録されています。
中でも佐々木愛にぞっこんだったことは先日書きましたが
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
その後日談です。
2008年、定年退職の2ヶ月前、4月24日のこと。
チープ・トリック『at武道館』
ジャニス・イアン4年ぶりの来日公演の初日でもありました。
自分の半生に大きな影響を与えた2つのアーティストが
まるで退職に合わせるかのように(と勝手に解釈していました)
同じ日に東京公演を行ったのです。
さらにもう一つこの日は私にとって忘れられない日になりました。
40年ぶりに佐々木愛さんとお会いしたのです。
数週間前に劇団のHPに長年のご無沙汰とお礼と
6月で退職する旨をメールした私に
「月末に俳優座で公演がありますのでいらして下さい。
久しぶりにお話しましょう」と丁寧なご招待頂いたのが
なんと、4月24日の俳優座のマチネー公演でした。
午後2時からの開演です。
ジャニス・イアンとの再会は26日にしてありましたので
4月24日はチープ・トリックが武道館入りする前に
その公演に行った私でした。
「月の真っ昼間」
後に「瑠璃の島」というTVドラマの原案にもなった
八重山諸島・鳩間島が舞台の
『子乞い~沖縄 孤島の歳月』が原作の演目でした。
40年ぶりに舞台の愛さんを見た後で
ドキドキしながら楽屋に挨拶に行きました。
60才の私への第一声が「あら~大きくなって!」
「高知の野中神社に行った時や前橋公演の時に思い出してたわ」
「今度ゆっくり飲みましょう」と相変わらず優しい愛さんでした。
後日、うちの夫婦と3人での会食が実現しますが
この日はチープ・トリックが武道館入りする時間でもあったので
そこから慌ただしく武道館にタクシーで向かい
武道館チープ・
まるで奇跡のような偶然。
2008年4月24日の3公演。
なんという日だったのかと思います。
そしてそれから11年。
今日、俳優座に私たち夫婦は又行くことになっています。
「アニマの海」
愛さんも75才、昨年末に骨折されたと聞きました。
お互い体は疲れていても決して老いてはいないですね
みたいな話をするかと思います。
お歳は召しても私の永遠のアイドルです「佐々木愛」さん。
1964年、2008年、そして2019年6月18日
今日も記憶に残る一日になるでしょう。