この日も新宿「明神丸」は満席です。
店内で藁焼きした鰹の叩きを塩でつまみます。
極端な言い方をするとここは「藁焼き鰹叩き」の店
高知市内に本店があります。
https://myojinmarushinjuku.
飲み放題なのでここぞとばかり
「ダバダ火振」をガンガン頂きます。
「ダバダ火振」は栗焼酎。
高知県の四万十川上流域は栗が名産なので
その栗を使って作られた焼酎で、
ネーミングは四万十川流域の”深山の小平地”「ダバ」と
松明の火を振ってアユを網に追い込む「火振り漁」
焼酎は芋、麦、米、そば以外にも、黒糖、ごま、昆布、
じゃがいも、シソ、ゆず、など変わり種も多く
飲んだことはありませんが牛乳や紅茶まであるとか。
栗焼酎はクセがなく、かすかな栗の風味と甘みがあって
芋の「これこそ焼酎」の正反対に位置しているような、
土佐のイメージとは違って「上品」です。
いや、土佐が下品ということではなく
高知ってダイナミックな酒豪王国のイメージがあるじゃないすか
2016年のデータですがこのようにダントツで日本一ですから
そこには、何か似合わない感じの優しい焼酎なんです。
(全国飲酒費用2016年)
その昔、四万十川流域に住んでいた祖父が秋になると
栗を送ってくれたことを思い出しながら、
そんな話をしながら
今年も「のなかい」
私の誕生日を祝ってくれました。
きっと祖父もこのダバダ火振を飲んだことでしょう
なんて書こうとしたら、1985年に誕生した焼酎でした。
な~んだ、最近じゃん。
でも美味しいです。アマゾンでも買えます。