昨日書いた「トト・コエロ」
東芝EMIさんだったそうで
でも担当が誰だったかまでは記憶にないとのこと。
仮にその担当者をAさんとすると
Aさんはトト・コエロではこんなシングルを出してるそうです
原題「I Eat Cannibals」
邦題「ト・キ・メ・キ!探検隊」
原題もヤバイっちゃあヤバイけど
邦題もとんでもないのを付けたもんだわいと。
人のことは言えないにしても凄い、誰なんだろう「Aさん」
https://www.youtube.com/watch?
(邦題もさることながらこのビデオも凄いなあ、恐るべき探検隊)
このジャンルの私の知識は乏しいのですが
それでもAさんの気持ちがわかるような気がするのです。
時は「キャンディ・ポップ」全盛時代。
「ハローミスターモンキー」アラベスク(1978年)
あたりから始まったムーブメントだったと思います。
ドゥーリーズ、ノーランズ、ニュートン・
トリックス 、エミリースター・
ドリー・ドッツなどが後に続き店には傾向の似た邦題の
ジャケットのテイストも近いシングル盤が並んでいました。
「ときめきTWENTY」「Do・Ki・Do・Kiセンセーション」
「恋のキラキラ・ダンス」「恋のローラー・スケーティング」
「さわやかメイク・ラブ」「ときめきスクール・ダンス」
「あこがれワンナイト・ラヴ」などなど
今見れば「なんじゃこりゃ」ですけど、まあブームでしたから。
ビクター、EPIC、テイチク、ワーナーからどんどん出てくる
キャンディポップ群に乗り遅れた感のあったEMIのAさんは
そこに参加するために中黒打ったりする
寄せたああいう邦題を考えたのでしょう。
残念ながらブームのピークが過ぎていたのが誤算でしたかね。
それにしても「ト・キ・メ・キ!探検隊」は目立ちます。
キャンディ・ポップを検索していたら
こんなシングルがありました。
「ロビンフッド」フォックス&プロムス(1979年)
キャンディポップの特徴は英米だけじゃなく
ベルギーやオランダ他世界各国の音源
(中には日本制作洋楽も)だったことにあるのですが
これはドイツ、そしてレーベルがEPICソニー!
この時は私もまだEPICの制作課長でいたはずなのに
発売企画書にハンコ押した記憶がありません。
本当に1979年発売?もしそうならきっと
「勝手に出しとけ」みたいなスタンスだったのでしょう。
キャッチコピーは
「馬蹄の音も高らかにあのロビンフッドがやってくる!」だって。
https://www.youtube.com/watch?
日本洋楽ではあっても「キャンディ・ポップ」はわかりません。