「新宿レコード」のおじちゃん藤原間三郎さんが亡くなった。
2月に逝去したマダム邦代さんの後を追うように召された。
12月9日、84歳だった。
1970年にオープンした輸入盤の「新宿レコード」は
ロックファンにとっては聖地だった。
マダムとおじちゃんのお二人が48年間の経営を退き
新しい店長を迎え新宿から下北沢に移転したのが今年2月23日、
その3日後の2月26日にマダムが亡くなり、
12月9日におじちゃんが亡くなり。
まったく今年2018年は初代オーナーのご夫婦と、
二人の宝物だった「新宿の新宿レコード」が
いっぺんに消えた年になってしまった。
2013年にお二人をゲストに迎えて
ラジオ番組「パイレーツ・ロック」を収録した。
「間三郎と邦代のレコード店物語」
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
下北沢「新宿レコード」の店長はジェフ佐藤さん。
元ワーナー、ユニバーサルの制作で本業はギタリスト
アルバムを何枚も発売している。
「パイレーツ・ロック」にも出てくれた佐藤さんが
新店長として引き継いだ歴史と物語は重いが
先代の供養のためにもぜひ頑張って欲しい。
お二人のご冥福と「新宿レコード」の発展をお祈り申し上げる