私は昔から「スターは見た目」と思っている。
歌や演技の上手い人は山ほどいても
それだけじゃファンの憧憬の対象たる「スター」にはなれない
スターはビジュアルも抜けていなければいけない。
でも全員が美男美女である必要もなくて
特にそれがロックの場合だと
自分の音楽に合った見た目「異形」であるかどうかにある。
それから「自分の活動範囲には絶対に存在していない人」。
でもそれは必ずしもKISSみたいなのだけじゃなく
エルヴィスだって初期のビートルズだって当時は異形だった
(でもアーティストがイケメンであるに越したことはない。
ツェッペリンもベイシティ・ローラーズもグラビア系だったし
チープ・トリックもまずはロビンから入ったから)
そんな異形の中でもセックス・ピストルズは特に衝撃だった。
やっぱりパンク・ファッションはピストルズだわ。
言うまでもなく私はあくまでもファッションもビジュアルもクラッシュ。
自分の着る物が黒ばかりになった原点だ。
さてその元セックス・ピストルズの異形ジョン・ライドン率いる
(PIL=パブリックイメージ・リミテッド)
https://www.creativeman.co.jp/
PIL結成40周年というから「at武道館」と同じ歳だ。
ジョン・ライドンも62歳になった。
年取ってもやっぱ一般の人とは違うがいい表情だ。
で、この来日と来日記念のPILのボックス・セット発売に合わせて
6月23日新宿「ロックカフェ・ロフト」でトークライブがある。
出演は小野島大さんと、PIL担当だった我らの本間孝男さん。
さ、どんなトークになるのか、熱くしゃべるぞ、本間さん。
http://www.loft-prj.co.jp/
今日はPILでも、最後はみんなこれを聴きたがるだろう
「アナーキー・イン・ザ・UK」(1985年)
https://www.youtube.com/watch?