旅行中に溜まっていた郵便物の中に
こういうものがありまして。
「健康保険高齢者受給者証」
書式もサイズも昔懐かしいというか、アナクロです。
70才になったこれからは
保険証と一緒にこれを病院に提示することになります。
早速今日、窓口に提示しました。
古稀には還暦とはまた違う感慨があります。
当たり前だけど60代が終わり70代の始まりです。
私の60代は「日本洋楽研究会」も「語学短期留学」も
「パイレーツ・ロック」も充分に刺激的で過ごせました。
そんな活動のベースだった洋楽研究会を閉じて以降の
これからの10年間をどう過ごそう?、、みたいな感じですか。
まずは「老人であることの自覚」じゃないかと思うのです。
「もう年だから」とか「ジジイだから」という言い方には
実はその裏で
(・・とは言え、あたしゃ健康で仕事もしてるし、一般とは違う)
なんて思ってる人が多いのも事実です。
でもそれは現実を見ていないだけで、いくら若ぶったって
健康に注意したって、60才の時とは違う体は正直です。
私の場合はフィジカルすべての機能が衰えてきている上に
病気という新しいファクターが加わってのこれからになります。
まだまだいっぱいある「やり足りていないこと」から
自分の条件にあった「今からやりたいこと」を選ぶと
それはほとんど「遊び」なんです。
なので<老いて堂々と遊ぶ>を掲げて動こうと思っています。
もう自分の楽しみのためだけに遊んでもいいでしょう、
他人に迷惑かけなきゃ。
んで、せこいツールのことなんですが、
秋に都のシルバーパスを申請しようと思っています。
じいちゃんばあちゃんたちがバスに乗る時に
見せて乗ってくる、こういうの知ってます?
通院時の小
これを運転手に提示すればダータになりますし、
もっと出かけやすくなるかもしれな
とにかく老人メリットは全部使って動いてみんなと遊ぼう!と。
<賢者は議論より行動を重んじる>
という吉田松陰の名言があります。
賢者でも革命家でもな単なる病気持ちの一般高齢者の私でも
面白く生きたい意欲だけはまだ衰えていないので、
この言葉を自分勝手にいいように解釈し
行動を重んじてこれから益々遊ぶのでありますが
私とそんな遊び時間を共有してくださる皆さま方、
今後ともこの哀れな老人を是非よろしくお願いします。
松陰のフレーズって
どこかジョー・ストラマーのこれに似てないすか↓
<やるしかないのに、そんな簡単なことのわからない人間が多すぎる>
吉田松陰は没年29才、ジョーは50才
2人とも70才の自分なんて想像もしていなかっただろうな。
生きてたら遊んでいたかもしれない。
吉田松陰の名言で一番有名なのは
<諸君!狂いたまえ!>です。
まるでアジ演説のようなこれを体現したのは
高杉晋作かと思うのですが
そんな話を始めるとまた終わらなくなるのでこのへんで。。