「あ、のなか?ひさしぶり~、元気??」
週末にこんな電話が3人からかかってきた。
高校や学生時代の知り合いで
中には40年ぶりくらいのやつもいる。
3人ともが退職したこと、孫がいること
病気したことなどの話の後で出るのは同じフレーズだ。
「ポール・マッカートニーのチケット、取れない?」
「生のポールを一度見てみたいんだ」
そういうことなのだ。
なんてヤツだ、まったく、と思いながら
「無理だよ」と冷たく答えて逆に質問する
「エアロスミスも、キッスも、ボンジョヴィも、
フォーシーズンズも、そうだ、ベンチャーズも来るよ」
あ、そう、そっちは興味がないか・・・
(高校の時お前はベンチャーズ派だっただろうが)
(ポールはもう何回も来てるだろう)
・・・ふと気づいた。
ポールが来日した時の我々1948年生まれの年齢は
42才、45才、54才
東京に外タレのライブを見に来る余裕なんてない
孫ができてリタイアしてちょっと病気を抱えて
そんな2013年にポール・マッカートニーの来ることを
初めて知ったのだ。
これからはあんなに冷たい態度はとらずに
もう少し優しく断ることにしよう。
サザンやアリスじゃないだけでもこっち側だから。
彼にはポールを見れなかった代わりに
ビートルズのCDを買って聞いて欲しい。
そしてビートルズ以外にも聞いてた
あの時代のポピュラー音楽に戻ってきて欲しいと願う。
そしてビートルズ以外にも聞いてた
あの時代のポピュラー音楽に戻ってきて欲しいと願う。
いつの日か(たとえば今年なら、私は行かないけど)
「トッド・ラングレン取れない?ラリー・カールトン取れない?」
なんて電話してくる日がきて欲しいと思う。
40年ぶりなんかじゃなければ
きっともっと優しく接して断ってあげられるだろう。
きっともっと優しく接して断ってあげられるだろう。
ということで最後は今日も、頑張れベンチャーズ。
頑張れ楽しめ、団塊世代たちよ!だな。
ベンチャーズ来日50周年記念ツアー進行中
私の場合ポールもベンチャーズも行かず
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