「プレイボーイ誌」創設者のヒュー・ヘフナーが死んだ。
91才。
良くも悪くもアメリカン・ドリームを体現した人物で
多くのガールフレンドたちと一緒に暮らしたLAの
「プレイボーイ・マンション」は29部屋あるという。
長い人生で1000人以上ガールフレンドがいたという説もあり
まるで哲学かドクトリンみたいなプレイボーイぶりは
日本代表の在原業平なんかより遥かにスケールがでかい。
86才の時に60才年下の26才モデルと結婚している。
年の差婚どころの話じゃないっしょ。
今週で終わるTVドラマ「やすらぎの郷」では
石坂浩二が昔の恋人の孫に心ときめかせる。
でもあっちがフィクションなのに対しこっちはリアル、
遺産狙いじゃない?の声も当然あがる中、
離婚したりヒューが先に死亡した場合の財産分与の契約は
結婚する前に交わしていたらしい。
70年代に<プレイボーイ・レコード>という会社があって
そこにバルビ・ベントンという女性歌手がいた。
(「バービ」「バービー」とも表記される)
オリビア・ニュートン=ジョンにぶつけようとしたくらい
なかなか可愛くて1974年デビュー。
1977年の東京音楽祭で来日している彼女も
ヒュー・ヘフナーのガールフレンドの一人だった。
歌のうまいガールフレンドがいたので
自分のレーベルの歌手にしちゃったということだろう。
昔「女優を妾にしたんじゃなく妾を女優にしたのだ」
と言った日本の映画会社の社長がいたが
ヒュー・ヘフナーも「そうだよ、So What?」とか言いそう。
でも巨万の富を築き豪邸で美女に囲まれて過ごした
ヒュー・ヘフナーの人生が羨ましいと思えないのは何故だろう。
世界が遠すぎてイメージできないからかもしれない。
「エイント・ザット・ジャスト・ザ・ウェイ」バルビ・ベントン
後にルトリシア・マクニールがカバーしてヒットしている
(・・のだそうだ。知らない)
https://www.youtube.com/watch?