昨日NHKラジオの「笛吹童子」「紅孔雀」を思い出してたら
今朝は「うたのおばさん」安西愛子の訃報をニュースで見た。
100歳だったという。
http://www3.nhk.or.jp/news/htm
NHKラジオ朝の番組「うたのおばさん」の記憶は
自分では微かなものでこれは母から聞いた話だ。
私が4才の頃、1952年前後のこと。
かじりつくように「うたのおばさん」を聞いていて
番組が終わると「もういちど、うたって!」と
地面に刺さっているラジオのアースに
花にやるように茶わんの水をかけていたという。
さらに母親によれば、2人いたおばさんのうち
「松田トシ」より「安西愛子」の方が好きで
「あいこおばさんがいい」と主張してたらしい。
私が幼い時から情緒的な歌が好きだったのは間違いなく
もしかすると、データはないが、
トシおばさんの歌には長調が多く
愛子おばさんのは短調が多かったのかもしれない。
同時期の番組「ラジオ歌謡」や「幼児の時間」を
聞いていた記憶はまったくないから
「十五夜お月さん」「月の砂漠」「赤い靴」「花嫁人形」
などはこの番組の安西愛子から教わった、はずだ。
うたのおばさん、100才の老衰なら天寿全うということだろう。
ところで最近の赤ん坊は短調の歌を嫌うんだって。
だから今のママたちは子守唄を歌わないのかな。