1964年についてはもう10回以上書いてるんだけど
今朝も思わず書かずにはいられなくなってしまい・・
団塊の世代にとって1964年てのは
中3~高2に位置する多感な時期だった上に
正月にラジオから流れるビートルズを初めて聴き
秋にはTVで東京オリンピックの中継を見たという
歴史的な体験の記憶によって忘れられない年だ。
洋楽はビートルズ、プレスリー、映画音楽、エレキ、
邦楽も美空ひばり、アイドル、演歌、ポップスと、
洋邦ともバラバラな「流行歌」だった時代だ。
http://ameblo.jp/nihonyogaku/e
歌謡曲の中に青春歌謡というのがあって
この1964年はそのピークに近かった。
前年の63年6月「高校3年生」でデビューした舟木一夫が
同年8月「修学旅行」10月「学園広場」11月「仲間たち」
64年に入ってからも1月「ああ青春の胸の血は」
3月「君たちがいて僕がいた」と連続でヒットさせていた。
三田明も前年10月「美しい十代」でデビュー
11月「みんな名もなく貧しいけれど」
64年は3月「友よ歌おう」4月「若い港」
5月「ごめんねチコちゃん」とこれも次々とヒット。
1964年2月のビートルズの10日後にデビューしたのが
「君だけを」の西郷輝彦で、4月「チャペルに続く白い道」
6月「星空のあいつ」8月「十七歳のこの胸に」
10月「君と歌ったアベマリア」と水島哲さん絶好調
ここに安達明なんかもデビューしてきて
まあとにかく毎月毎月青春歌謡の新曲の嵐だった。
でも一方、我らがビートルズだって
1964年2月5日の「抱きしめたい」以降毎月
「プリーズ・プリーズ・ミー」「シー・ラヴズ・ユー」
「キャント・バイ・ミー・ラヴ」なんやかんや
この年だけで14~5枚はシングル出してるはずだ。
フランス・ギャルもデイブ・クラーク・ファイブも好きだった
高校1年生の私は学校の授業どころじゃなく。
なんて、忘れられない年を今朝また思い出させたのが
森友学園であります。
あそこのあの小学校の校歌が
「ああ青春の胸の血は」だそうで・・・
https://www.nikkan-gendai.com/
何たること、ただ絶句。
カラオケで歌えなくなってしまった。
「ああ青春の胸の血は」舟木一夫(1964年)
https://www.youtube.com/watch?
♪虹は消えても若き日のはかなき思い出忘るまじ♪
とか小学生が歌うの?