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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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「つくる人」

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私は「モノをつくる人」が一番カッコイイと思っています。
職人に限らず小説家でも画家でも農家でもシェフでも、
世に「作品」を残す仕事をしている人を尊敬します。

自分に「つくる」「生む」才能がないのは知っていたし
器でないことも自覚していたから
定年までサラリーマンしかできませんでした。
それでも就職したのが音楽関係だったので
できればつくる才能近くのスタッフでいたいと思いました。

退職後もまったく違う世界へ転身する勇気はなくて
退職してから新しい世界で頑張ってる平郡さんのカメラマンや
加藤さんの生ハム製造業なんかを見るにつけ、
真似出来ない分も重ねてカッコイイなあと思うのです。

そういうかつて一緒に会社で仕事をしてた人の中に
「つくる世界」に入って国際的な名声を得た友人までいます。

中村至男さん。
アート・ディレクター、グラフィック・ディレクター


私が会社のSDという音楽の新人発掘部門と
ADというアートの才能ある新人を発掘する部門を
かけもちでみていた時、スタッフだった彼と出会いました。
25年前くらいだったでしょうか。
繊細で優しくてキラキラしてる素敵な男の子でした。
ファミコンの「ボンバーマン」をオフィスでやりました。
私たち昔の仲間は彼を「ノリダー」と呼びます。
ここからプロフィールを見てもらえば才能がどんなものかよくわかります。

http://nakamuranorio.com/

そういう「ノリダー」が初の個展を開きました。
煌めく彼のセンスで目が眩しいくらいです。


企業の社長や財をなすプロになった友人もいますが
ノリダーの方が断然カッコイイ。
「オレ、この人と友だちなんだ」と言いたくなるような銀座でした。

「中村至男展」は明日の16日(木)までです。入場無料。
是非!って、、遅いか

 
 
趣味でいいから私も何か「つくる」ことができないかなあと
この歳になって初めて考えている今日この頃です。
「そば打ち」と「陶芸」だけは死んでも拒否しますけど。
理由はですね、カッコ悪いからです(笑)

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