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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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グリーン・デイ「待望の」新譜

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高橋裕二さんのブログ「洋楽天国」で

海外の音楽事情を知ることが多い。

 

先日は「アメリカの上半期レコード売り上げ」を取り上げていた。

アメリカのレコード協会発表の数字によると

業界全体の対前年売り上げは伸びていて

内訳としてはストリーミングがガンガン伸び

全体の売り上げの半分に迫っているそうな。

逆に有料ダウンロードは減少、CDに至っては20%を切った。

 

http://yogakutengoku.blog135.fc2.com/blog-entry-2746.html

 

どこにしまったか見つけるのも大変なCDに比べれば

ストリーミングはいつでもどこでも利用しやすいから当然だ。

 

んな私が、珍しくCDが欲しくて発売を待ち構えている新譜がある。

レコード会社は<*年ぶりの>とか<待望の>とかよく使う。

でも待望の新譜なんてものはそうそうあるもんじゃない。

 

私の待望の新譜は10月7日に発売になる

グリーン・デイ「レボリューション・レディオ」だ。

 

http://www.greenday.com/revolutionradio/jp

 

グリーン・デイを聴いたのは97年か98年かの「ニムロッド」だ。

当時は邦楽部門で仕事していて90年代の洋楽には

ほぼ興味のなかった私だから誰かに勧められて聴いたんだと思う。

 

ジャンルとしてはパンクに分類されるのかもしれない。

毎回のアルバムに込めた筋を通したメッセージは

確かにパンク・バンドだ。

 

ただ、パンク批判でよく言われる

雑さ、騒々しさ、やかましさはこのバンドにはない。

そりゃあ(パンク)ロックだから音は大きい。

でもこのバンドには知的な印象がある。音に清潔さがある。

曲はすべてメロディアスで、ハモる。

好きだからこそあえて言うなら、メロには大衆的な俗っぽさすらあり

オヤジのノスタルジーをくすぐる。

 

2012年の「ウノ!」「ドス!」「トレ!」以来の

<4年ぶり待望の新譜>からは既にビデオクリップが公開されている。

 

タイトルトラック「レボリューション・レディオ」のリリックビデ

https://www.youtube.com/watch?v=LHPKOy3dtqQ

 

先行シングル「Bang Bang」のプロモーションビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=wvu2-xQUNQI

 

「スティル・ブリージング」のリリックビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=pnTZa4FY_7I

 

 

ね、いいっしょ!!

 

彼らの最大のヒット作「アメリカン・イディオット」(2004年)は

グラミー賞の「最優秀ロックアルバム賞」を受賞した。

 

 

そういうのもゴリゴリのパンク・ファンは気に入らないらしく

グリーン・デイのことを「ポップ・パンク」と揶揄する人も多い。

 

クラッシュ担当だった野中は声を大にして言いたい。

クラッシュってポップだったんだぜって。

グリーン・デイのVo.&G.のビリー・ジョー・アームストロングは

ジョー・ストラマー信奉者の一人だ。

 

こういうバンドならばCDで持っておきたくなるんだよなー。

露骨に言うけど「CD買って、みんな」

(決してワーナーに頼まれてるわけじゃないすよ)

 

 


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