高橋裕二さんのブログ「洋楽天国」で
海外の音楽事情を知ることが多い。
先日は「アメリカの上半期レコード売り上げ」を取り上げていた。
アメリカのレコード協会発表の数字によると
業界全体の対前年売り上げは伸びていて
内訳としてはストリーミングがガンガン伸び
全体の売り上げの半分に迫っているそうな。
逆に有料ダウンロードは減少、CDに至っては20%を切った。
http://yogakutengoku.blog135.f
どこにしまったか見つけるのも大変なCDに比べれば
ストリーミングはいつでもどこでも利用しやすいから当然だ。
んな私が、
レコード会社は<*年ぶりの>とか<待望の>とかよく使う。
でも待望の新譜なんてものはそうそうあるもんじゃない。
私の待望の新譜は10月7日に発売になる
グリーン・デイ「レボリューション・レディオ」だ。
http://www.greenday.com/revolu
グリーン・デイを聴いたのは97年か98年かの「ニムロッド」だ。
当時は邦楽部門で仕事していて90年代の洋楽には
ほぼ興味のなかった私だから誰かに勧められて聴いたんだと思う。
ジャンルとしてはパンクに分類されるのかもしれない。
毎回のアルバムに込めた筋を通したメッセージは
確かにパンク・バンドだ。
ただ、パンク批判でよく言われる
雑さ、騒々しさ、やかましさはこのバンドにはない。
そりゃあ(パンク)ロックだから音は大きい。
でもこのバンドには知的な印象がある。音に清潔さがある。
曲はすべてメロディアスで、ハモる。
好きだからこそあえて言うなら、メロには大衆的な俗っぽさすらあり
オヤジのノスタルジーをくすぐる。
2012年の「ウノ!」「ドス!」「トレ!」以来の
<4年ぶり待望の新譜>
タイトルトラック「レボリューション・レディオ」のリリックビデ
https://www.youtube.com/watch?
先行シングル「Bang Bang」のプロモーションビデオ
https://www.youtube.com/watch?
「スティル・ブリージング」のリリックビデオ
https://www.youtube.com/watch?
ね、いいっしょ!!
彼らの最大のヒット作「アメリカン・イディオット」(
グラミー賞の「最優秀ロックアルバム賞」を受賞した。
そういうのもゴリゴリのパンク・ファンは気に入らないらしく
グリーン・デイのことを「ポップ・パンク」と揶揄する人も多い。
クラッシュ担当だった野中は声を大にして言いたい。
クラッシュってポップだったんだぜって。
グリーン・デイのVo.&G.のビリー・ジョー・アームストロングは
ジョー・ストラマー信奉者の一人だ。
こういうバンドならばCDで持っておきたくなるんだよなー。
露骨に言うけど「CD買って、みんな」
(決してワーナーに頼まれてるわけじゃないすよ)