日本語が年々変化してきている。
文化庁が発表した<国語に関する世論調査>
その中の<「ら」抜き>と<「さ」入れ>の例
「出られない」に対する「出れない」
「休ませて頂きます」は「休まさせて頂きます」
必要な「ら」を省くのに不要な「さ」を入れる人が増えた。
http://mainichi.jp/articles/
人気のNHK「真田丸」もセリフが現代っぽいと批判があるらしい。
言語は変化するから仕方ない。
たとえば平安時代の人がタイムスリップで現代に来たら
話しているのが日本語とは思えないだろう。
逆も真なりで現代人が平安時代に行ってもきっと会話は成り立たない。
今年は都知事が<せこい>と批判された。
あの<せこい>は関西の方言が語源だという。
<うざい>の語源は<うざったい>で多摩地方の方言だ。
こういう類は口語として今では全国区の日本語になっている。
だけど、変化するのは仕方ないにしても
間違いや奇妙な日本語はどうしたって気になるのだ。
年のせいと言われても、いいや。
同じ調査によるとネット誤入力から用語として定着した若者言葉に
おk(=OK)、うp(=UP)なんてのがあるんだそうだ。
うーむ、、、
まあ、でも若者たちの隠語と思えばこれも許せるかな。
ぱくちゃんの使う業界用語と似たようなものかもしれない。
言葉とは関係ないネタに
明治安田生命の世代間ギャップ・アンケートの結果も面白い。
もし5万円の臨時収入があったらどうするかの問いに
20代は貯金をすると答えた人が最も高くて、48.3%
60代以上は旅行に行くと答えた人が一番だった。
http://news.mynavi.jp/news/
将来に不安のある層とLive For Todayの違い、
これも仕方ないかもしれないから「おk」にしとく。
日本語ということで言えば
ワンオクロックで盛り上がったカズさんとの飲み会で
こんな笑い話があった。
・ある時、カズさんは知人からこう言われた
「カズ、音楽出版だけじゃなくて原盤制作もやったら?」
カズはこう答えたという
「工場とか製造業は興味ないです」
・ある人にカズさんはこう脅かされたことがある
「簀巻きにしたろうか!」
その時カズはこう思ったそうだ
(酢を撒かれたらクサいだろうな)
そしてこう答えた・・・「それは嫌ですねー」
・ある歌手のヨーロッパ・キャンペーンの時
カズの部屋に本人から電話でこう頼まれた
「宣材をいくつか持ってきてくれる?」
夜中なのにカズは洗剤の箱3つを買って持って行った。
日本語は確かに微妙なニュアンスがありすぎて難しい。
特に子供の頃から海外生活が長い人にとっては。
今日の曲はベタすぎるし私には似合わないけど
ビージーズ「ワーズ」(1968年)
https://www.youtube.com/watch?