全米レコード協会の発表によれば
2015年にアメリカの音楽市場で初めて
ストリーミング・サービス(定額制の音楽配信サービス)が
ダウンロードやCDの比率を上回った。
近い将来日本でもこうなるのを見越して
去年からこの手のサービスが増え、争いが激化している。
去年からこの手のサービスが増え、争いが激化している。
その後どうなっているか、
先週発表されたトレンド総研のここに詳しい。
先週発表されたトレンド総研のここに詳しい。
「定額制音楽配信サービスの利用実態に関するレポート」
まだまだ各サービス間の覇権争いは続きそうで
織田、武田、上杉、北条、斉藤、浅井、朝倉、毛利、長宗我部
そこに比叡山や足利義昭もちょっかい出してるみたいな。
私はApple Music と Line Music を試してAppleにしたが
そのApple Musicに限らずどこのサービスも
カンツォーネ、フレンチポップス、「日本洋楽」に弱いので
満足しているわけではなく暫定的なものだ。
レポートによるとサービスに加入して良かった点の1位が断トツ
<知らなかった音楽との出会い>というのが嬉しい。
その動向をどう掘り起こし取り込んでいけるかがポイントだろう。
一つの例としてキラーコンテンツであるビートルズ、
そのビートルズの全楽曲が昨年末から海外大手のサービスで、
そのビートルズの全楽曲が昨年末から海外大手のサービスで、
3月1日からは国内のAWA、レコチョク、うたパス他でも解禁になった。
カタログに入れるだけではなくどう展開して行くかが問題と思ってたら
AWAの「My Beatles Project」なるものがあった。
第二回
各界で活躍する人たちが自分の好きなビートルズの曲を
プレイリストにして紹介し、そこに理由と想いを綴るというもの。
「パイレーツロック」で毎週「私のビートルズ」特集やってるようなものだ。
邦楽しか聴かない日本の若い人に対して
ミュージシャンなどにビートルズを薦めてもらうって発想が
宣伝というより(嫌いな言葉なんだけど)<マーケティング>に近くていい。
AWA頑張ってる。
いわゆるプレイリストを作って発信する人とのことを
キュレーターと言ったりプレイリスターと言ったりする。
最近じゃその道で信頼されるプロもいるらしく、もしかしたら
かつての音楽評論家やDJのような存在になるかもしれない。
かくいう日本洋楽研究会も一昨年「ミュージックアンリミテッド」で
「オススメ・プレイリスト」の仕事をもらってたんだけど
まだ定額制音楽配信サービスが定着する前の話だったし
そのアンリミテッド自体が去年無くなっちまったからなあ。
そのアンリミテッド自体が去年無くなっちまったからなあ。