あまり悪口は書かないように意識してるんだけど
この映画ばかりはどうにも今日はごめんなさいで。
見るべきところが一つもないと言うか
何を語ったらいいか、その価値があるのか、困る。
7年間「ルーム」に監禁された母子が脱出して
社会復帰に苦しむお話。
これでアカデミー主演女優賞ってのも(なんだかなあ)だ。
それなら生まれてから5年間「ルーム」だけで生活した
少年の心の闇を演じ一瞬ぎょっとするような狂気の目をする
あの子役こそがもらうべきなんじゃない?
少年の心の闇を演じ一瞬ぎょっとするような狂気の目をする
あの子役こそがもらうべきなんじゃない?
たまに(これが作品賞候補作なの?)なんてのがある。
それが今年はこれだったな。
まだ観てないのが残ってるものの、間違いない。
去年の「セッション(Whiplash)」と並ぶくらい
私にはつらい映画だったけど、この映画館はいいんだ。
渋谷の「ヒューマントラスト・シネマ」は
エンドロールの間も場内は階段の小さな明かりすら暗くて
帰ろうとする客は真っ暗な中を手さぐりで出て行く。
(最後まで見届けろよ!)といつも思ってるんで
つまずいたりしてるのを見ると心の中で手を叩く。
そして場内が明るくなってからゆっくり荷物を持って出る。
たとえつまらなかったとしても
映画館ではそこまで見てあげるのがマナーでしょう。
どこの映画館もこうして欲しいです。
(しかし、転んで怪我したら映画館の責任なのかしら)