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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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懐メロアーティストの新曲

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特にベテラン・アーティストのコンサートはヒット曲が聴きたい。

めざす曲はイントロだけで自分の当時の記憶がよみがえり
ジーンときちゃったりするものだ。

1曲しかヒットのない人は同じ曲を2回プレイしたりする。
(3回やった人もいたような)
ヒット曲が多いと、メドレーにして曲数を消化する人もいる。
<ベスト・オブ・**><**ヒットパレード>を
生でフルで観られることを期待している意味あいもあるから
それは客としては結構ガッカリする。

キーが下がり、容姿や声量が衰えていても
やっぱり「あの曲」を「あの声」で聴きたい。
逆に、張り切ってアレンジを今風に変えてたり
演奏からわざとずらした変な歌い方をされるのも嫌だ。

それと、実は「新曲」は聴きたくなかったりする。
特にそれが「マイウェイ」みたいなタイプの曲だと
(そんなのよりあの曲やってよー)と興ざめすることかある。
熱烈なファンクラブの会員でもない限り
懐かしいアーティストは新曲を聴きに行くわけじゃない。

「現在の」姿よりも、「かつての」そのアーティストと自分、
それを重ねるために足を運んでるんだから仕方のない話だ。
昔の名前で出ていますアーティストの宿命かもしれない。

と、前置きが長くなったが
チープ・トリックのニュー・アルバムは
これをライブで聴いてみたくなる、そんなアルバムだ。
芸能界風に言うならば、芸歴39年のベテラン、
そんな人たちの新曲なのにライブで観たくなる出来だ。

2時間だったら、「甘い罠」も「今夜は帰さない」も
「サレンダー」も「ドリーム・ポリス」も「ザ・フレイム」も
そりゃあ当然演奏しなきゃ納得できないだろうけど
もし45分のサイズだったら新曲集だけでも観てみたい。
そこがスゴい。

だからこの現在進行形のバンドに「ロックの殿堂」は似合わないし
「懐かしい」という形容詞も使ってはいけないのだ。

と、ニュー・アルバムをキッカケにやけにイレ込んでるけど
7年ぶりの新譜なもんで、許して下さいまし。

「バン・ズーム・クレイジー・ハロー」(4月1日世界同時発売)

この新譜からはyoutubeでは1曲しか紹介できないので
今日もまた前作の「ザ・レイテスト」(2009年)から1曲。
「スマイル」
新しい曲に聞こえないのは曲に目新しさがないとも言えるけど
いつまでも変わらぬこのロビンの声のせいで
私は70年代の女の子のように今でもロビンの声のファンだ。


チープ・トリック以外のベテランではサンタナがスゴイ。
もうすぐ新譜が出るので、それはまたいつか。


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