この時期になると例年「夏の歌」の商品情報が目に入ってくる。
ホワイトベリーの「夏祭り」がアナログ・
税込1980円、8月5日発売。
https://www.110107.com/s/oto/
2000年12月31日、
(紅白にまったくビビらなかったメンバーに驚き)
渋谷のカラオケボックスでカウントダウンした日から20年が経っ
ということは、あの子どもたちも今や35才と36才か。
高校野球の定番応援歌の「夏祭り」が今年は聞こえないのが残念だ。
タワーレコードのバイヤーが選曲したという
2つのコンピレーション・アルバムが7月3日に発売になった。
洋楽はAOR
「SUMMER BREEZE-AOR-ULTIMATE URBAN FAVORITES」
邦楽はシティ・ポップス
「SUMMER BREEZE- CITY POP-ULTIMATE JAPANESE GROOVE」
発売に合わせタワーレコードは
8月30日までの「サマーブリーズ・キャンペーン」
https://tower.jp/article/
PR動画
https://www.youtube.com/watch?
アメリカの「ローリング・ストーン誌」が今年
”Best Summer Songs of All Time”として選んだのは
1位“I Like It” Cardi B, Bad Bunny, and J Balvin
2位 “Dancing in the Street” Martha & The Vandellas
3位 “Summertime Blues” Eddie Cochran
4位 “Old Town Road “Lil Nas X
5位“School’s Out” Alice Cooper
https://www.rollingstone.com/
同じ「ローリングストーン誌」でも
1960年代と70年代に絞るとこうなる
"20 Biggest Songs of the Summer: The 1960s"
1位“Tossin' and Turnin'”Bobby Lewis
2位“It’s Now Or Never” Elvis Presley With the Jordanaires
3位“Sherry” The Four Seasons“Sherry”
4位“People Got To Be Free”The Rascals
5位“Sugar, Sugar”The Archies
https://www.rollingstone.com/
"20 Biggest Songs of the Summer: The 1970s"
1位“My Sharona” The Knack
2位“Best of My Love”The Emotions
3位“Bad Girls”Donna Summer “Bad Girls”
4位“I Feel the Earth Move”Carole King
5位“(They Long To Be) Close To You”Carpenters
https://www.rollingstone.com/music/music-lists/20-biggest-songs-of-the-summer-the-1970s-17142/
また、AORといえば、その代表格とも言える
ビル・チャンプリン、ジョセフ・ウィリアムスのプロジェクトの
第2作目となるアルバム「CWF2」が発売されている。
https://www.sonymusic.co.jp/artist/champlinwilliamsfriestedt/info/517421
MV「ランナウェイ・ダンサー」
https://www.youtube.com/watch?
なんたって、シカゴとTOTOのヴォーカリストだ。
こういうサウンドって山ほどあったなあと、
新譜なのに古き良き時代を感じさせる、耳ざわりの良い音楽だ。
(ん?耳触りの良い? 日本語として変かもしれない)
1枚目と2枚目のシカゴがメチャクチャ好きだったことが
CBSソニーへの入社希望にもなっていた私なのに
途中から一気に冷めた。
それでもビル・チャンプリンのアルバムを1枚だけ担当している。
「独身貴族」(1978年)
デヴィッド・フォスターのプロデュース。
ジェイ・
これはEPICソニー設立すぐの1978年10月、
1日と8日にボストンとチープ・トリックとラムジャムを出した後で
21日にまとめて発売した一連の新譜の中にあった。
私の担当は上の3枚の他に
ハート「ドッグ&バタフライ」
ラス・バラード「サード・ストローク」
スター・キャッスル「リアル・トゥ・リアル」
ザ・ボーイズ「死の掟」
ダン・フォーゲルバーグ&ティム・ワイズバーグ「ツイン・サンズ」
そしてこの「独身貴族」
同じ月にLP9枚とシングル盤を何枚か出しているわけで
全部をプロモーションなんて、できっこないす。
だから殆どのアーティストにごめんなさいです。
それでもダン・フォーゲルバーグの「パワー・オブ・ゴールド」は
多少はヒットしたんじゃないかな。
今日はホワイトベリーでもビル・チャンプリンでもなく
ローリングストーン誌が1960年代の夏の歌第1位に選んだ
「トッシン・アンド・ターニング」ボビー・ルイス(1961年)
今年4月に95才で亡くなっている。
https://www.youtube.com/watch?v=d7cyCRXKUhM