学生時代からの友人「こてっちゃん」は
昔「こてっちゃん」のCMの財津一郎に似ていたという理由で
そう呼ばれている。
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(これは財津一郎)
今も現役の会社経営者の「こてっちゃん」は
「燃えよ剣」の新選組が趣味で、それが高じて
聖地巡礼はもとより天然理心流の道場に通うようになり
今ではいっぱしの刀剣収集家になっている。
先週、産経新聞にこんな記事が出ていた。
『「近藤勇の虎徹」偽か誠か』
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記事中にある「ネットオークション95万円で落札」したのが
誰あろう「こてっちゃん」で
「こてっちゃんが虎徹を落札」という語呂合わせのような話だ。
そもそも「刀剣乱舞」でも有名な長曽祢虎徹は
「虎徹を見たら偽物と思え」が通説となっているほど
博物館でしか見られない貴重な刀だそうで、
よく知らないけれど本物なら数千万円から億はするとか。
なので95万円というのは
「はい、私はニセモノです」と言っているようなものだ。
そもそも近藤勇が虎徹を買おうとしていた時に土方が
「贋作だからやめておいた方がいい」
と言ったという話が伝わっているくらい
今では「近藤の虎徹は偽物」が定説となっている。
それを落札したのが「こてっちゃん」ということになる。
昨年この件を嬉しそうに話す彼から聞いて、
(贋作に100万近い金を払うなんて・・金持ちの道楽じゃい!)
と、半分嘲笑したものだったが
この記事を読むとその「贋作」は研究家の鑑定によれば
近藤勇が所持していたものの可能性が高いという。
つまり「虎徹」としての価値ではなく
「近藤勇愛用の刀」と認定されたことに価値があるわけだ。
「どうよ」と彼の得意満面な顔が思い浮かぶ。
が、前にも書いているように
「こてっちゃん」のこの高邁な趣味道楽は家族には内緒で、
100万円も長年にわたりコツコツと貯めたヘソクリだという。
「そろそろカミさんに話さないとまずいんじゃない?」と言う私に
「この記事をキッカケに話そうと思ってたんだけど
95万円なんて金額が出ちゃったから、
むしろそっちを突っ込まれそうで話せなくなった」
と答えたこてっちゃんだった。
だから、こてっちゃんの本名と写真はまだここに載せられない。
さて、岡田准一バージョンの映画「燃えよ剣」は
5月の公開予定が延期になったまま
いつ公開になるのかまだ決まっていいない。
「燃えよ剣」ファンクラブの私としては絶対に観に行きたい。
虎徹のエピソード出るかもよ、こてっちゃん。
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(予告編)
NHKの大河ドラマより遥かに良さそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=_WZnxsvtXzk